今回は足の臭いニオイについて取り上げていきます。私も日常的に靴を履いて出勤しますが、長時間靴を履いていると自分でも嫌になるほど足が臭くなりますよね。
最悪なのが仕事が終わってから、飲み会とかがあった時です。靴を脱がない居酒屋等であればまだいいですが、時には靴を脱いでお座敷みたいなところで宴席が始まったりします。
そんな時は本当に最悪ですよね。家を出る時から替えのストッキングや靴下、エイトフォーなど消臭剤を持参して会社に行かないといけません。
そんな時は幹事に対して文句の一つも言いたくなりますね。女性の事も考えて場所を選んでよ と。男性はあまりニオイに関しては敏感でない人もいますが女性はそういう訳にはいきませんからね。
お座敷に上がった時に、足のニオイがプーンとしようものなら、それこそ翌日会社の話題の一つになっていますからね。
いい事で話題に上るならいいですが、ニオイの事で話題になるなんて絶対に嫌ですもんね。そういう事で少し前置きが長くなりましたが、今回は足のニオイについて色々と書いていこうと思っています。
目次
ミョウバンで足の臭いを消せるってご存知ですか?
ひょっとしてミョウバンと言うものを知らない方もいるかもしれませんので、まずはミョウバンについてお伝えしていきますね。ミョウバンというのは食品添加物としても使われており、別名を硫酸カリウムアルミニウムと呼ばれる成分です。
収れん作用や殺菌効果がある事でも知られており、デオドラント商品の中には消臭や防臭を目的としてミョウバンを含んでいる商品も多いんです。
ミョウバンは元々結晶体ですが、これを粒子状にしたものを「焼きミョウバン」と呼び、ミョウバンを使った足裏のケアには、粒状の焼きミョウバンを水に溶かして使用します。
ミョウバンの収れん作用とは?
収れん作用って書きましたが、一般の方には耳慣れない言葉だと思います。私も調べるまでは、収れん作用と言う言葉を知りませんでした。
収れん作用とは、タンパク質を変性させる事によって体の組織や血管を縮める作用の事を指します。もう少し具体的に言うと、ミョウバンを使うことで汗腺が閉じて汗が出にくくなります。
また都合の良い事に汗を抑えるだけではなくて、過剰な皮脂成分も抑える事が出来るんです。結果的に汗と皮脂の両方を抑える事が出来るので、ニオイに元になるニオイ菌の増殖を防止してニオイを防いでくれるという訳なんです。
ミョウバンの制汗作用とは?
少し内容がかぶる部分もありますが、お伝えしていきますね。ミョウバンの収れん作用によって、汗腺自体が閉じて汗が出にくくなります。
その効果で、ミョウバンには制汗作用が発生するという事ですね。ミョウバンを使った制汗効果は古代ローマ時代から分かっていたという事です。当時から制汗剤として使用されていたと言う事ですから長い歴史があるんですね。
ですから、市販のデオドラント商品の中でもミョウバンを使った商品も多く存在します。また、ミョウバンは酸性なので、アルカリ性のニオイを中和する作用もあります。
ミョウバンの殺菌作用とは?
足が臭いと人はよく勘違いします。それは足そのものが臭いと勘違いするんです。でも、実際は足の臭さの原因は菌にあります。
足の匂いの元凶は雑菌にあるんです。足から出る汗と皮脂が混ざり、そこから雑菌が増殖して足が臭く匂うという症状になる訳なんですね。
ただ、この匂いの元凶である雑菌は酸性に弱い特徴があります。そこでミョウバンの出番になります。ミョウバンは水と混ぜることによって酸性に変化するので、菌の力を弱めて嫌なニオイを消臭する働きが生まれるという事なんです。
ミョウバンを足のニオイを取る場合のメリットは?
次にミョウバンを使って足のニオイを取るメリットについてお伝えしていきます。ミョウバンを使った足臭対策の一番のメリットは費用が安く済むという事です。
二番目のメリットは無香料で嫌なニオイがしない事。この二点になります。市販のデオドラント商品を使うと、まず無香料のモノを探すだけでも大変です。
市販の多くのデオドラント商品は何かのニオイが付いています。その匂いの中で自分と相性のいい香りを探す必要もあります。少し考えると分かる事ですが、それだけでもかなりの労力とコストがかかるというのがお分かりになると思います。
ミョウバンを自宅で作るとなっても、そんなに大変ではありませんし、容器も100円均一で購入する事も出来ます。少しの労力で最大の効果を生むことが出来るという訳です。
ミョウバンを足のニオイを取る場合のデメリットは?
次にミョウバンを使って足のニオイを取る際のデメリットも見ておきましょう。メリットの方が多いミョウバンの使用ですが、デメリットと言えば濃度の調整くらいですね。
肌質によっては、作ったミョウバンの濃度が濃すぎると肌荒れを起こす場合があります。ですから、もし肌に自信が持てないのであれば濃度を徐々に濃くしていく方法を取って下さい。
いきなり濃い濃度のミョウバンを作ってしまい、肌荒れを起こしてしまったのでは本末転倒ですからね。効果が出るのは分かっている事なので、ここはじっくり構えてあなたの肌質に合う濃さを見つけて下さいね。
まとめ
今回は足のニオイを取る一つの方法としてミョウバンを使った方法をご紹介しました。面倒な方はいきなり市販のデオドラント商品を使ってもいいのですが、種類が多くあるのでなかなか自分に合った商品を見つけるのが大変です。
ミョウバンであれば、成分的にはかなり効果が期待出来るので、それほど労力をかける事なく足のニオイを取ることが出来ます。
ただ、自分で作るのが面倒だというデメリットがあります。そこは時間と労力とコストを天秤にかけて考えて頂ければと思います。
また機会を作って、ミョウバンの作り方をお伝えしたいと思います。