ヒールってある意味では女子の憧れなんですよね。私は中学生の頃かなりヒールに憧れていました。あまり高い靴は親が許してくれなかったので履いたことがなかったんですよね。だから社会人になったら絶対にヒールを履いて会社に行くんだと思っていました。
ヒールを履くとカッコイイ女を演出出来るみたいだと当時は思っていたんですよね。でも、今は見かけも大切だけどやっぱり中身だよねと当時とは考えが変わってきていますけどね。
それでヒールを履きだした事に感じたのはやはり足のニオイです。なんでこんなに足がクサくなるんだろう?って少し悩んでいた時期もありました。
実家から仕事に行っていたので、親も私の足のクサさに気がついていつの間にか家に帰ったらまずはお風呂場に行って足を洗うように言われていました。
それが習慣になってしまったので今でも帰宅したら、まず浴室に行って足を洗うようにしています。一度身に付いた習慣はずっと続くものです。そのお陰もあって最近は足のクサいので悩むこともなくなりましたね。
さて、私の個人的なお話はこれくらいにして、ヒールを履くと足が臭くなるという疑いを持っていた当時の私なんですが、調べてみるとやはりヒールには足をクサくするいくつかの要因があるのが分かりました。
ヒールは恋する女子の大いなる味方です。ビジネスシーンもそうですが、パーティーなどフォーマルな場所に行ってもいい女を演出する事が出来ますからね。
でも、仕事中に足のニオイが気になって仕事に集中出来なかったり、結婚式の二次会に行ってせっかく盛り上がっているのに足がムレてやばい、どうしょうと会話に集中できなかったりと、そんな経験をした方も多いと思います。
仕事も恋も人生の大切なチャンスを逃したくはないですからね。足のニオイ如きで大切なチャンスを逃したら後で後悔するのは目に見えています。
そんな事が絶対に起きないように足のニオイとヒールの関係をしっかりとお伝えしていきます。今回はヒールを履いている時に発生しやすい4つの原因と8つの対策をご紹介していきますね。
目次
ヒールを履くと足の臭いが発生しやすい4つの原因
まずはヒールでを履くと何故足がクサくなるのかをお伝えしていきます。原因が分かれば対策するのは比較的簡単です。
いくつかの対策があるので、その中であなたが取り組むことが出来る対策をまずは一つでもいいので実践して下さいね。
ヒールを履くと足に汗をかきやすくなる
ヒールを常時履いている女子なら分かると思いますが、ヒールを履くと足、ふくらはぎ、膝、太もも、腰、上半身と体のあらゆる部分に負担がかかります。
特に足先にかかる負担は相当なものがありますね。姿勢もピンと張っておく必要があるのでストレスは相当のものです。
そのストレスが精神性発汗に繋がります。また、ヒールを履いている時って言うのは仕事中や諸々のパーティーなど緊張する場面が多いですよね。
好きな彼とデートする時もヒールを履いていく女子は多いと思います。そういう状況でもあるので余計に足から汗が出てしまいます。汗は緊張すると出るものです。諺で「手に汗にぎる」というのがありますね。実際に緊張すると手汗をかく時もありますからね。
ストッキングを履くから汗をかく
ヒールとストッキングはセットみたいなものです。ヒールを履いている時は必ずと言っていいほどストッキングを履いています。
ストッキングの素材の多くはナイロンなどの化学繊維なので吸水性が悪いんです。汗をかいても吸収してくれないのでムレてしまう事が多いんです。
汗をかいて蒸れると足の菌が繁殖します。雑菌が増えると汗と混じった皮脂、角質を分解する時にニオイの原因物質であるイソ吉草酸が大量に発生します。
角質が分厚くなるから
ヒールは履くだけで足にかなりの負担がかかります。足先に体重がかかりますので、その事によって角質は厚くなります。
角質が厚くなると古い角質が皮膚の表面に長くいる事になるので雑菌が増える事になります。雑菌は古い角質をエサとして増殖するからです。
ストッキングを履く事によって汗をかいてムレる環境になって雑菌が増える上、さらに角質もエサにしてニオイの原因物質をどんどん作っていく。
想像してみただけでも恐ろしいですよね。
ヒールを履くと足の血行が悪くなる
ヒールを履くとそれだけで足の血行は悪くなります。足の血行が悪くなると細胞に栄養が行き届かなくなり老廃物が溜まり、その結果足がむくみます。
足がむくむと同時に、むくみの元である足に溜まった老廃物はアンモニアや脂肪酸、タンパク質などの成分を含んでいるので、それらが更に雑菌のエサになってニオイの原因物質を作り出します。
しかも、めぐりが悪く汗をかく力が弱いとアンモニアなどの老廃物が汗と一緒に流れ出やすくなってしまいます。つまり、ヒールを履くとアンモニアなどの老廃物が汗から流れ出てクサい足の臭いになってしまう可能性があります。
ここまで見てきた分かるのは、いくつかの条件が重なってヒールを履くと足が臭くなっていくのがお分かり頂けると思います。次にお伝えするのはヒールの高さと足のニオイはどんな関係があるかについて書いていきますね。
足の臭いとヒールの高さについて
ヒールの高さは高ければ高いほど足への負担は大きくなります。それと共に汗をかく量も増えていきます。ヒールを履いている時間が長ければ長いほど体に与える負担も大きくなるので精神的なストレスも増えていきます。
歩く際も転ばないようにしないといけないという精神的なプレッシャーも増える事になります。また新しいヒールを履くときもかなりのプレッシャーがあります。履きなれていない事による精神的なプレッシャーです。
履き慣れていない高いヒールを履くほど、足の臭いに直結すると考える事が出来ます。
ヒールを履きながら足の臭い対策を行うには?
足のサイズに合ったヒールを履く
靴の記事でもお伝えした事であはありますが、靴から足のニオイが移らないようにするにはあなたの足のサイズに靴を合わせて履くことがニオイを出さない第一歩です。
ヒールの場合は特にその事が大切です。ヒールのサイズが合っていなければそれだけで歩きずらいですし、歩く時には相当ストレスを感じるはずです。
その事によって精神性発汗が起こる可能性は高いです。
ヒールの中にに中敷(インソール)を入れる
ヒールを履く際には必ずインソールを入れましょう。そして定期的に交換する周期を作ることも大切です。中敷の中には通気性や吸水性の高いものがあり、足の臭いを抑えてくれるものも存在します。
ストッキングは汗に対してほぼ無防備なので、その分をヒールの中に敷く中敷で対策していくことが大切になります。
ヒールを複数購入してローテーションさせる
靴全般に言えることですが、同じものを履き続けるとそれだけ湿度が高い状態で雑菌がたくさん繁殖しやすくなります。そのため、ヒールは複数足用意しておき、一日履いたら少なくとも2日は風通しの良いところで陰干ししてから履くようにしたいものです。
このローテを守りながらヒールを履くことでかなりヒールに足のニオイが染み付く事を防ぐことが出来ます。
ヒールに消臭アイテムを使う
消臭アイテムを使ってヒール自体を殺菌・消臭することは足の臭いを防ぐ上で重要です。
消臭スプレーを使うことで簡単にヒールに付いているニオイを消臭する事が出来ます。
ヒール以外の足の臭いのケア
続いてはヒール以外にも出来る事がありますので、どんな対策が出来るかをお伝えしていきます。
下駄箱のケア
意外に盲点になってしまうのが下駄箱へのケア。玄関に置いてある靴以外に、久しぶりにしまってあったヒールを履こうとしたら臭くて履けないと言う経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
下駄箱には使える消臭スプレーなら、玄関に置いておくだけで気がついた時にいつでも消臭・殺菌・抗菌が出来ます。
■まとめ
いかがですか?
今回はヒールを履くと足のニオイがキツくなる理由を4点、そしてその対策をお伝えしてきました。ヒールはブーツと同様に足の臭いが発生しやすい要素が揃っています。一度の全てを対策するのは無理がありますが出来ることから始めるのが大切です。
足を洗った後に足にクリームを塗ってニオイケアをするだけなら、商品さえあれば今日からでも実践可能です。
角質もケアしてくれるこのクリームはオススメです。