足の匂い対策に牛乳石鹸がいいって聞いたけど、本当なの?教えて!

今回は足の匂いの改善に牛乳石鹸が効果があるのか?こんな疑問を持っている人がかなりいると言う事が分かりました。そこで、足の匂いの改善に牛乳石鹸が効果があるのかどうかについて色々と調べて検証してみました。果たしてその結果は?

楽しみながら読みすすめて頂ければと思います。まず多くの人が疑問に思うのは本当に牛乳石鹸って足の匂いに効果があるの?他の石鹸やボディソープとどこがどう違うの?牛乳石鹸には赤い箱と青い箱があるけどどう違うの?

多分こんな疑問を持っている人も多いと思います。順番に見ていきましょう。

牛乳石鹸ってどんな石鹸なの?教えて!

牛乳石鹸は明治42年(1909年)に創業されて以来、長年日本人に愛され続けている石鹸のブランドです。牛のマークと赤い箱が特徴的で、牛乳石鹸共進社株式会社から販売されています。

創業100年を超えて愛されているのは凄いとしか言いようがないですね。牛乳石鹸は、身近にありすぎることからも「普通の石鹸」だと思われがちです。でも、調べているとかなり特徴がある事が分かりました。以下に商品の特徴をお伝えしていきます。

商品の特徴1:ミルク成分が肌を優しく洗い上げます

牛乳石鹸といえば、ミルクバター。赤箱・青箱両者に含まれているのですが、赤箱の方がその量が豊富で洗い上がりが非常にしっとりするという特徴があります。

ミルクバターは牛乳からバターを作る時に油脂が分離した液体のことで、乳清(にゅうせい)やホエーとも呼ばれます。

牛乳のすぐれた栄養がこのミルクバターの中には含まれていますので、それを石鹸に練りこむことでお肌をキレイに洗いあげます。

最近では、乳清に美肌効果があると話題になったことから、牛乳石鹸で洗顔する女性も増えています。

商品の特徴2:釜だき製法でじっくり製造

ミルクバターを主原料にした牛乳石鹸は、加熱、カクハン、工程を熟練の社員が約一週間かけて行っています。これがじっくりと熟成させる釜だき製法と呼ばれるものです。

今も機械任せではなく、人の手作業でじっくりと石鹸が作られています。牛乳石鹸の大きな特徴である保湿成分もこうした手作業で作られているので効果が高いんですね。

商品の特徴3:ニキビ肌改善にも効果がある

ニキビは、皮脂の過剰分泌や毛穴つまりが原因で起こる皮膚の炎症です。思春期ニキビと大人ニキビでニキビになる原因が違いますが、いずれにしても一度ニキビが出来るとなかなか治らないのがニキビの特徴です。

ニキビ肌を改善するには「弱酸性」の肌に優しい洗顔料よりも、弱アルカリ性の石鹸の方が汚れや毛穴つまりを改善する力があります。

実際に、牛乳石鹸で洗顔した事によってニキビが改善されたと言う多くの報告からも、洗浄力のある石鹸で洗顔する事によって効果的なニキビケアが出来ることが分かっています。

洗顔した後にツッパリ感を問題視する人もいますが、化粧水は弱酸性で肌に浸透すると潤いが戻ってきますので「洗ったらすぐに保湿する」事を習慣化していけばニキビ肌に効果のある石鹸だと言えます。

牛乳石鹸の赤い箱と青い箱の違いって何?

牛乳石鹸の特徴でもあるミルク成分、にスクワランが配合されているのが赤箱。洗顔に使われるのも主に赤箱の牛乳石鹸になります。泡立ちがクリーミーでフワッとしているのも特徴。香りは、ローズ系で箱から出すとほのかに香ります。

洗い上がりは、しっとりした仕上がりになり、泡立ちはクリーミィーなのが特徴です。

店頭では赤箱の方を見かけることが多いと思いますが、青箱もちゃんと販売されています。こちらは泡立ちはソフトで洗い上がりはさっぱり系なので、普通肌からオイリー肌の人におすすめの石鹸です。

ジャスミンの香りで、よりスッキリした感じになるので夏の肌ケアに使うのがオススメです。足の臭いに保湿は悪いという意見もありますが、そのようなことはありません。

足の裏は皮脂腺がなく乾燥しやすいので、保湿をしないと角質が割れて雑菌が住み込みやすくなります。そうなると匂いが角質に染み込む事になるので、さらに足は臭くなっていきます。

牛乳石鹸と普通の固形石鹸との違いを教えて!

牛乳石鹸と普通の固形石鹸の違いは牛乳石鹸は無添加であり肌に優しいところです。天然の油脂から作られているため余計な化学物質を含んでいません。

添加物フリーの石鹸が好きな人には最適な石鹸であると言えます。肌トラブルを抱えている人や化学物質に敏感な人でも安心して使うことができます。

化学物質によって洗浄力が強化されている場合だと、足に必要な常在菌や水分、油分まで落としてしまいます。そうなると足そのものの免疫力が落ちて足は更に匂うようになります。

牛乳石鹸とボディソープってどこがどう違うの?教えて!

牛乳石鹸は弱アルカリ性でボディーソープは弱酸性です。足の臭いの原因物質は汗をかいて蒸れて雑菌が繁殖して角質や皮脂を分解して作られます。

足の臭いの成分は弱酸性の特徴を持っているため、弱アルカリ性の牛乳石鹸はニオイを中和することができます。ボディーソープで足を洗っているのに、足が臭いという人はニオイ成分が中和されずに落ちないからと言えるでしょう。

足や足の裏の匂いを除去するには牛乳石鹸の方が適しているという事が分かると思います。

足の匂い対策に牛乳石鹸を使うメリットとデメリットを教えて!

メリット

牛乳石鹸はお肌に優しくて、コスパがいいところがメリットです。一個100円程度なので本当にコスパがいいですね。そして無添加ですから肌トラブルを抱えている人には最適な石鹸であると言えます。

弱アルカリ性の性質で足の臭いの原因である弱酸性の成分を中和してくれます。足や体を洗うと言うのは毎日の事ですからコスパがいい方がいいに決まっていますよね。

デメリット

牛乳石鹸は殺菌の有効成分が入っていません。お肌に優しい分雑菌を減らすといった点では効果を実感できない可能性が高いです。

臭い成分に対しては中和という形でアプローチできますが、本当に足の臭いを対策したいのであれば、体臭を抑制する目的で作られた石鹸を使った方が効果的です。

まとめ

いかがですか?今回は足の匂い対策に牛乳石鹸が効果的かどうかについてお伝えしてきました。結論はある一定の効果は見込めるという事です。

但し、それは足の匂いの度合いや、足が臭くなってからの期間の長短、普段食べている食事の内容等、個人差がかなりあります。

ですが、一個100円程度と購入するハードルが低いので試してみる価値は十分にあります。ただ繰り返しになりますが、殺菌成分や消臭に有効な成分などは配合されていません。

試してみて効果が見込めないないようであれば、別のアイテムを試してみる事をオススメします。