![お口の中が乾くドライマウスの原因は七つ!あなたに該当するのはどれ?](https://redeagle01.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/10/umGSmyHyDF_jvCQ1539442766_1539442769.jpg)
今回はドライマウスについてお伝えしていきます。ドライマウスでない人であってもお口の中が乾いてしまうと言うケースがあります。一番顕著な例は朝起きたてではないでしょうか?私の場合でお話しますが、冬場で暖房を少し強めにして寝て起きた時などはすっごく口の中がカラカラに乾いていますね。
そして、自分でも分かるほど口臭がきついです。そういう時は起きてすぐに歯を磨きます。場合によっては朝食を食べる前に歯磨きをする場合だってあります。
この場合の口臭の原因は分かっていますけどね。まず一つは寝ている時に口呼吸をしている事。次に部屋の中が暖房によってかなり乾燥している事。そしてこの乾燥の影響を受けてお口に中が乾燥している事、この三つが主な原因です。
このように、ある程度口臭の原因などを理解してくると、何が原因で口臭が発生しているかが分かるようになります。口臭の原因が自分で分かるようになると、どう対処すればいいかが自分で分かるようになるんです。自分で分かれば専門医にかからなくても対処出来る方法はいくらでもありますからね。
そういう事で今回はドライマウスの原因を見ていきましょう!
目次
ドライマウスの原因について
ドライマウスの症状は名称の通り、お口の中が乾いてしまう事です。そして、その症状には軽度、中度、重度と人によって個人差があり、乾燥の度合いも違ってきます。
お口の中が乾いてくると、喉が乾くので水分が必要になります。ですから水分を口に含む事が多くなります。自分では気がつかない場合もありますが、この頻度が多いとそれはドライマウスと言う事になります。
水分を補給する事でドライマウスが解消されればいいですが、解消されない場合もあります。それはどんな時かと言いますと、食事中やたらと喉が乾いて水やお茶などをがばがば飲んでしまう、あるいは人と話している時も喉の乾きが酷くて話しづらいなどの症状です。
これには、病名がついていて、「口腔乾燥症」という名称です。立派な病気だという事ですね。女性の方が若干多いですが、男女ともに見られる傾向です。
次にドライマウスの原因について一つずつ見ていきましょう。主な原因は七つあります。この原因が全てではないですが、大まかな原因を知っておくことで自分で予防が出来たり、対処する事が出来ます。
その中でもし該当する項目があれば、対処していただければと思います。 ドライマスの原因はストレス、加齢、糖尿病などの病気によるもの、薬の影響、口呼吸、身体的な影響、食生活の影響に分ける事が出来ます。
加齢が原因でドライマウスになる場合
人の老化が始まるのは成人とされる20歳前後です。約20年かけて体が出来上がったと思えば、その後ゆるやかに下降線を辿っていきます。それが30代後半、40代後半になっていくと体の機能は目に見えて衰えていきます。それは体の表面であったり、体内であったり、両方に現れてきます。
体の表面に現れる老化で分かりやすいものは、顔のしわやたるみ、筋肉の衰え、老眼などの目の機能の衰え、食欲などもそうですね。
20代前半の頃と40代とでは明らかに食欲や食べる食材なども変わってきていると思います。また、体内の変化で分かりやすいものは消化機能が衰えた事によって胃もたれがするようになった、体に節々が痛むようになった、汗をかかなくなった等、色々な症状が現れます。
そして唾液の分泌量の低下もそうです。それがドライマウスの原因になります。
ストレスによってドライマウスになる場合
現代社会はストレス社会と言われている通り、どんな人でも大小のストレスを抱えて日々の生活を送っています。ストレスでドライマウスになるのは自律神経に影響を与えるからです。唾液の分泌は自律神経でコントロールされています。自律神経は自分の意志とは関係なく働く神経のことです。
例えば、人間の消化活動、口から食べた食べ物や飲み物を胃の中に送り込み、腸で消化して栄養分を吸収して血液と一緒に体内に循環させます。更に、不要となったカスを便として体外に排出する。これは自分で脳に命令しなくても自然と行ってくれています。これが自律神経の働きです。
この自律神経の働きの一つに唾液を出すと言う機能があります。唾液を出すことに人間の消化活動をサポートしているのです。その大切な役割を果たしている自律神経ですが、ストレスや疲労の蓄積などによって上手く活動しなくなるのです。
それが口臭で言えば唾液の分泌が少なくなるという事です。こういう状態が長く続くと体が不調になっていくのです。
病気で原因がドライマウスになる場合
次に病気の影響によってドライマウスになるケースについてお伝えしていきます。病気の影響でドライマウスになるのは全ての病気という事ではなく糖尿病など限られた病気のみです。
何故、糖尿病になるとドライマウスになるかと言いますと、この病気は血液中の血糖値が高くなる病気です。血糖値と言うのは血液中のブドウ糖の濃度の事を指します。
この血液中のブドウ糖の濃度が高くなると、体内の浸透圧の関係で細胞内の水分が減少します。細胞内の水分が減少するという事は体の中の水分が減少することになるので必然的に唾液の分泌量も減ってしまうのです。
唾液の分泌量が減ると口の中が乾き、ドライマウスの症状になると言う訳です。この場合のドライマウスの場合は原因がはっきりしています。ですから、まずは糖尿病を治療していく事が先決になります。
普段飲んでいる薬でドライマウスになる場合
次にお伝えするのは飲んでいるお薬によって体の中から水分が失われ唾液の量も減少してドライマウスの症状が現れるというものです。これは花粉症の症状をお持ちならば経験があるかもしれませんね。花粉症で処方されるお薬の中には副作用として唾液の量が減るものがあります。
また、胃腸薬の中にも胃酸の分泌を抑える為の成分が入っていますが、その副作用として唾液の量が減少する事が分かっています。
その他の病気で処方されている薬では、睡眠薬、うつの薬、低血圧の薬、ステロイド剤などのお薬に唾液を減少させる副作用が確認されています。
口呼吸によってドライマウスになる場合
これは特に寝ている時に顕著ですが、多くの人は睡眠中は口呼吸になっています。口で呼吸をしているとお口の中はすぐに乾いてきます。これを防ぐには口呼吸から鼻呼吸にシフトしていく必要があります。ただこれは一朝一夕に出来る事ではありません。
私も過去に何度か挑戦した事があります。睡眠中に口が開かないように唇にセロテープを貼って眠るのです。これはなかなか難しいですね。
苦しくなってすぐに眼が覚めてしまった事を覚えています。何日か続けましたが睡眠不足になって仕事に支障が出そうになったので諦めました。このように、口呼吸から鼻呼吸にシフトしていくのはかなりの時間がかかります。
ホルモンの影響によってドライマウスになる場合
ホルモンの影響を受けるのは男性よりも女性の方が多いので、ここは女性の例をお伝えしていきます。一番わかり易いのが生理や妊娠中、あるいは更年期に入っている女性です。
この時期は女性ホルモンのバランスが崩れ、体調に大きな変化が現れる時期です。女性ホルモンのバランスが崩れると自律神経にも影響を与えます。
自律神経が影響を受けうと唾液の量が減少するのは先ほどお伝えした通りです。
食生活の影響によってドライマウスになる場合
次にお伝えするのが食生活によってドライマウスになってしまう場合です。これはどういう事かと言いますと普段私たちが飲み食いしているものの中にもドライマウスになってしまう食べ物や飲み物があるという事です。
例えば、緑茶やコーヒーや紅茶、これらの飲み物はカテキンが多く含まれており、口臭には効果がある飲み物として知られています。
その一方で飲みすぎると口の中が乾いていきます。これは、緑茶や紅茶、コーヒーに含まれているカカフェインの影響です。このカフェインは人間の中枢神経に作用して唾液の分泌を減少させる働きがあります。これに喫煙が加わると更に唾液の量は減ることになります。
口臭の改善に良いと言われている緑茶、コーヒー、紅茶などの飲み物も過剰に摂取する事によって弊害があるという事です。ですから、一日に何杯も飲むという習慣がある方は控えめにしておいた方がいいと言う事になりますね。さらにカフェインには中枢神経を過敏にする働きがあります。
ですから、寝る前にこれらの飲み物を飲むと、ベッドや布団に入ってもなかなか寝付けないという事になります。
まとめ
いかがですか?
今回はドライマウスの原因についてお伝えしてきました。七つ原因がありましたね。再度確認していきましょう。
・加齢によるもの
・ストレスによるもの
・糖尿病などの病気によるもの
・普段飲んでる薬によるもの
・口呼吸によるもの
・女性ホルモンの影響によるもの
・食生活によるもの
以上の七つの原因によるものでしたね。原因が分かれば後はご自分の生活習慣と照らし合わせてみる事によって何が該当するか分かります。
自分のドライマウスの原因が分かれば、後は出来る範囲で改善出来る事を探して、改善していくと言うことですね。焦る必要はありません。出来る事から行っていきましょう。