高校生のワキガ手術をオススメしない理由|リスクが大きい4つの理由

今回はお子さんが高校生でワキガになっている方向けの記事になります。もし、お子さんが高校生でワキガを発症しているなら親としては相当悩むと悩むと思いますし、お子さんの将来の事も心配でたまらないと思います。

ワキガの大元の原因であるアポクリン腺は、人間の第二次成長期である小学校の高学年から高校生の頃にかけて発達します。この時期にはホルモンがどんどん成長していきます。そしてそのピークが高校生辺りだと言われています。

高校生になると勉強に関する色々な悩み、将来に対する不安や悩み、自分を取り巻く様々な人間関係などに悩む時期でもあります。そんな多感で今後の人生に大きな影響を与える高校時代にワキガになると、それが原因で不登校や引きこもりになってしまう場合だってあります。

また、ニオイが原因でいじめに遭う心配だってあります。そういう子供の状況を考えると親としては心配で堪らないと思います。親としては子供のワキガを何とかしてあげたいと思い、どんな方法があるだろうかと色々と悩むこともあるかと思います。

その中の一つの選択肢として、ワキガ手術がありますが、少々手術代が高くても子供の為には奮発して手術をさせようかと考えている親御さんもいると思います。

今回はそういう親御さんに対して、ワキガ手術について詳しくお伝えしていきます。お子さんのワキガ手術を検討されている場合は是非お読みになって参考にして頂ければと思います。

高校生にとってワキガは深刻な問題です!

高校生くらいになると、自分の周りを取り巻いている人間関係でも色々と悩むことも増えます。自分でワキガだと自覚がある場合は尚更です。周りに人に気付かれていないだろうか?臭いと思われていないだろうか?体育の授業が終わった後、着替える時にニオイは大丈夫だろうか?

色々な思いが一日中駆け巡っている場合だってあります。そんな小さな事が積み重なっていくと自分の世界に入り込んでしまい、口数も少なくなり自分の殻に閉じこもるようになります。

大人であれば、スメハラという言葉があるように自分の体から出ているワキガのニオイが人に迷惑をかけていると思いますが、高校生くらいの時期は自己嫌悪に陥り、精神的にも一人ぼっちになりやすく、自ら人との繋がりを切ってしまうケースもあります。

親としては、そこまで精神的に追い詰められる前に何とか対処をしたいと考えます。それで、一番即効性がある手術という手段を選択するというのが普通の考えです。

高校生がワキガ手術をデメリット!

ここからは高校生がワキガ手術を行う場合のメリットやデメリットについてお伝えしていきます。ワキガ手術そのものは年齢制限はありませんので、受けようと思えば小学生でも手術を受けることが出来ます。

再発の可能性がある

思春期に手術を行う場合は、いつ手術をするのかが非常に難しいんです。アポクリン腺は第二次成長期に発達します。もし、第二次成長期の途中段階で手術に踏み切った場合、成長段階なので手術をしてアポクリン腺を切除しても、また新たにアポクリン腺が発達してくる場合があります。

これが手術後の再発と言うことです。第二次成長期にワキガ手術を行う場合は再発のリスクを考えておく必要があります。

手術に対しての恐怖心と術後の不安

手術をするのはお子さん本人なので、手術に対する恐怖心が伴います。これは大人であってもそうですが、自分の体にメスを入れると言うことはかなりの恐怖心が伴います。

手術前は色々な事が脳裏をよぎります。もし、手術が失敗したらどうなるの?麻酔は効くんだろうか?手術中は痛みがあるんだろうか?

普通の生活に戻れるのはいつだろうか?等、色々な事を考えてしまいます。これは考えるな!という方が無理な話です。親として出来るだけお子さんの不安な気持ちを取り除いであげる心のケアもかなり大切な要素になります。

手術は100%成功する訳ではない

手術そのものは、脇を切除してアポクリン腺を取り除くのが主な内容です。ただこの手術は熟練のドクターであっても難しいと言われています。術後にむくみが出たり、皮膚が引っ張られる感覚が残ったり、ニオイが思うほど消えていないというケースもあります。

高校生の場合は汗腺の発達が著しいので目視で手術をしてもアポクリン腺を全部切除し切れなくて、取り残してしまうケースもあります。また、一時的にワキガのニオイは収まっても数年後にまた再発するケースもあります。

この辺りは個人差がありますので、手術を行ってみないと再発する、しないは分からないという事になります。

術後に残る体の傷が心の傷に繋がる

今回は剪除法と言うワキガ手術に関してお伝えしていますが、剪除法は脇の下を切除してアポクリン腺を除去する手術です。ネットで調べて頂ければお分かりになりますが、かなりエグい画像が出てきます。そして、手術後はかなりの傷跡が残ります。

女の子で場合であれば、体育の授業の後の着替え等、他の友達と一緒に着替えをする機会もあると思いますが、傷がある事でかなり精神的な苦痛を伴うことも予想出来ます。高校生の頃は特に体の傷が心の傷に繋がることも多いので、かなり精神的なケアが必要になります。

再発の可能性があるので、手術は高校生には負担が大きい

成長期に手術をすると、アポクリン腺を取り切れていない事もあり、それによって手術後もワキガ臭が完全になくならない事もあるようです。痛い思いをして手術をしたのに、思ったほど臭いがなくならなかった場合、精神的なショックもかなり大きくなります。

前述したように体にも傷が残り、そして精神的にもかなりのダメージを受ける事により性格もどんどん内向的になっていく傾向もあります。

これらの事を総合的に考えても、高校生にはワキガ手術はかなり負担が大きいことが分かります。

お子さん本人がどうしても手術をしたいと云う場合であっても、手術前にはよく話し合いをして、今回お伝えしているようなリスクがあるとはっきりと伝えてあげるのが親としの務めであると考えます。

もし、手術以外でどんな有効な方法があるかと言われた場合は、私はワキガクリームを使う事をオススメします。

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家で出来るワキガ対策3選

ここからは手術をしない場合に、お子さんに親がしてあげる事が出来る三つの対策についてお伝えしていきます。

食事の管理

中学生から高校生にかけては、人生の中でも最も食欲が旺盛な時期です。三食の食事以外でもスナック菓子や学校の帰り、部活動の帰りなどにファストフードを食べている高校生もたくさんいると思います。

ジャンクフードと言われるように、巷には健康を害するような食材がたくさんあります。そういう食べ物を食べると健康にも良くありませんし、栄養が偏り、ワキガのニオイをさらにキツくする要因にもなります。

高校生くらいの年代は特別な勉強をしていない限りは食事が健康に与える影響などはほとんど知らないのが普通です。その辺りの知識は親御さんが少しずつ勉強していきながらお子さんに伝えていく必要があります。

お子さんに指導出来るする事は、出来るだけスナック菓子は食べないようにすること、学校に行き帰りにファストフードを食べないようにすること。

もし友達が食べていても飲み物だけにする等、色々な知恵を与えていく事も大切です。家では、肉、魚、野菜のバランスを考えて出来るだけ栄養バランスを整えた食事を作るようにしてあげて下さい。

また、辛い食べ物などの刺激物を食べることによってニオイはキツくなりますので、刺激物は出来るだけ食べないようにする工夫も必要です。

衣類への配慮

ニオイを少しでも抑えるには、下着など身に付ける衣類への配慮が必要になります。例えば、通気性の悪い化学繊維の下着や普段着などもニオイをキツくする要因になります。

学校の体育の授業で着るジャージ等は化学繊維が多いと思いますが、その下に履く下着は通気性の良い下着を購入して、お子さん本人もそういう衣類を身に付ける習慣を身につけさせる事が大切です。

食事と普段身に付ける衣類に気をつけていくだけでも、かなりニオイを抑える事が出来ます。

脇のムダ毛処理をきちんと教えてあげる

高校生くらいになると脇にもムダ毛が生えていると思います。ムダ毛を処理しないと汗がムダ毛の中に入り込み、それがニオイの原因になります。

家でムダ毛処理する方法を教えてあげるようにしましょう。カミソリを使ってムダ毛処理するとアポクリン腺を刺激する場合もあります。

また、お肌を傷つけてさらにニオイをキツくする要因にもなります。出来れば専用の電気シェーバーを購入して定期的にムダ毛の処理を行うように教えてあげて下さい。

汗をかいたら拭き取る習慣を付ける

高校生の頃は汗の量もかなり多いと思います。汗をかいたら、拭き取るという習慣も大切です。拭き取る時は、まずはウエットティッシュで優しく拭き取ります。その後、乾いたタオルやハンカチでもう一度濡れている脇を拭き取ります。

これだけでも、かなりニオイを抑える事が出来ます。ウエットティッシュで拭いたままにしておくと、ニオイを発してしまいます。洗濯物の生乾き状態と同じ状態になりますので、この辺りの知識もしっかりと教えてあげて下さい。

また、お風呂の入った時は丁寧に洗うことも大切です。毎日ニオイケアの為にしなければいけない事は多いですが、習慣化してしまえばどうって事はありません。

お子さんが学校やそれ以外の場所で辛い目にあったり、悲しい思いをしない為にも親として出来るだけの事をしてあげましょう。

まとめ

いかがですか?

今回は高校生にワキガ手術をオススメしない理由を4点お伝えしました。最近ののワキガクリームは非常に効果的な商品が増えています。

どうせ使うなら、医薬部外品でしっかりと効果が見込めるクリームを使いたいですね。使い続ける事で体質も変わり、ニオイが軽減できたという声も多いです。お子さんの将来の為にもワキガクリームを検討されたらどうかと思います。

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