
最近の日本はひと昔前と比べると随分と喫煙者が減ったと思います。たばこの金額が随分と上がった事や喫煙者にとっては肩身が狭い世の中になったのも大きな理由であると思います。
今ほとんどの駅では全面禁煙ですし、どこの官公庁でもほとんどのフロアで禁煙になっています。新幹線でも全車禁煙ではなかったでしょうか?
たまたま、タバコの事を書いてきた訳ではなくて、今回はタバコとワキガの関係について掘り下げていこうと思います。
目次
ニコチンには汗を出させる働きがあった!
タバコに含まれるニコチンとワキガとの関係を見ていくと、汗が関係している事が分かってきます。
このニコチンはコーヒーや紅茶に含まれているカフェインと同じように中枢神経を興奮させる働きがあります。
別名「中枢神経興奮剤」と呼ばれるのも分かりますね。ニコチンやカフェインよりも、もっと神経を興奮させる物質としてエフェドリンやコカインなどがありますね。
ありますねと言っても、そういう物質があるというだけで私達日本人が大抵は手に取る事がない物質です。
研究データによると、エフェドリンやコカインなどの神経興奮物質は大脳皮質や大脳辺縁系を刺激するします。ですから服用すると気分が明るくなったり、ポジティブになったり、元気になったりするんです。
そしてニコチンは脳の視床下部を刺激する事も分かっています。この視床下部は人間の体温を調整する器官です。
体が温まると、汗腺の一つであるエクリン腺から汗が出ます。ですから、日常的に喫煙しているとニコチンの作用でエクリン腺を刺激しているので汗が出やすい体質になっていく事が分かります。
タバコにはエクリン腺を活発にする働きがある
ワキガの原因はアポクリン腺から出る汗が大元の原因です。でも、喫煙によってニコチンが体内に入るとエクリン腺が刺激されます。
エクリン腺が刺激されると無臭の汗がたくさん出ることになります。それによって、アポクリン腺からの汗量は変わらなくてもニオイが広がり、細菌分解率の促進が起こり、いつもよりワキガ臭が強くなります。
こんなときには天然成分配合の体臭、ワキガ臭のニオイ防止、除菌などに高い効果がある「クリアネオ」などのデオドラントクリームもおすすめです。
サラッとした汗とニオイについて
ニコチンによって刺激されることによって、エクリン腺からの汗のニオイもバカになりません。
エクリン腺からの汗はワキガ臭にはなりませんが、時間がたつと細菌に分解されて古い雑巾のようなニオイがします。
これがワキガ臭と一緒になると、より強いワキガ臭を感じさせることになってしまいます。確かにタバコを吸っている人の近くによると独特なニオイがしますよね。
これはワキガのニオイとは違うニオイですが、何となくニコチンのニオイが染み付いた独特のニオイに感じるのは私だけでしょうか?
喫煙によってアポクリン腺が刺激される事もある!
先程までお伝えしてきた中でタバコに含まれるニコチンがエクリン腺を刺激して発汗を促す場合があるというお話をしました。しかし、これは驚くべき事なのですが、エクリン腺だけではなくてアポクリン腺を直接刺激する事があるというのです。
ニコチン自体が交感神経を刺激する事もあるのでその影響でアポクリン腺を刺激するのではないかと言われています。こうなると、発汗作用自体を抑える必要があります。発汗作用を抑える場合、一番手っ取り早いのが制汗クリームを使う事です。
制汗クリームで日本で一番効果が高いと言われているのが海外で生まれて海外では最も人気が高い「デトランスα」という商品です。
デトランスαは発汗作用を抑え徹底的にニオイを抑える目的でヨーロッパで開発された商品で、ロールオンタイプなので手軽にいつでも塗れるのが特徴です。
この商品は制汗に特化した商品と言っても過言ではないくらいに制汗効果が高い商品です。ただ使っている成分は刺激が強い成分が多いので、お肌に自信がある、敏感肌などの肌トラブルがない方に限ります。
タバコの本数とワキガとの関係について
これまでお伝えしてきたように、タバコとワキガには深い関係があります。そして一日に数タバコの本数にも関係があると言われています。
タバコがニオイを発生させる本数はどれくらいかと言いますと、1日に20本以上の喫煙だと影響が出やすいという研究報告があります。
1日10本程度での喫煙でははあまり影響はないと言う事です。タバコ1本に含まれているタールやニコチンの量は全く関係なく、一日に吸うタバコの本数が大きくニオイの発生に関係するという事です。
タバコを吸うと体内のビタミンCが破壊される
次に喫煙すると体内のビタミンCが破壊されているという事をお伝えしていきます。ビタミンCがワキガとどう繋がっているかと言いますと、汗に含まれている過酸化脂肪酸の増加を抑える働きがあるんです。
エクリン腺から出た汗でも、アポクリン腺から出た汗でも、皮膚から汗をかいた時はほとんど無臭です。それが何故ニオイを発生させるかというと、アポクリン腺から出た汗の中には過酸化脂肪酸が含まれています。
そして、この過酸化脂肪酸は皮膚にいる常在菌の大好物なんです。これをエサとしてどんどんニオイ物質を作っていくんです。
ですから、ビタミンCの働きはニオイケアにとっても非常に大切な役割がある事が分かります。タバコ1本吸うと、ビタミンCは25~100mgが破壊されると言われています。
タバコをたった1本吸うだけで、人間の体にとって一日に必要な摂取量の70%が破壊されているんです。
つまりワキガの人は出来るだけビタミンCを取った方がいいのですが、いくら摂ったとしてもタバコをすう事によって大切なビタミンCを破壊しているのです。
まとめ
いかがですか?
今回はワキガとタバコの関係について見てきました。一日にタバコを吸う本数がニオイに大きく関係しているという事でしたね。
タバコを吸っている方でニオイが気になっていれば、これを機会にタバコの本数を減らしていく事も考えた方が良さそうですね。
喫煙から減煙、そして禁煙の流れで徐々に本数を減らしていけば、それほど禁煙するのも難しくないのではないでしょうか?
体にも必要で、ニオイの元を断ってくれるビタミンCがタバコ一本吸うだけで25~100mg破壊しているという現実を知れば禁煙もやむなしかもしれませんね。