デリケートゾーンの洗い方を徹底解説!これで嫌なニオイを撃退!

今回はデリケートゾーンの洗い方について、前回よりもさらに詳しくお伝えしていきます。デリケートな部分ですし、伝えるのが難しいのですが、そこは図を使いながらより丁寧に分かりやすくお伝えしていこうと思っています。

以前に一度取り上げた事ですが、どうしても文章の説明が多くなっているので読み返しみると少し分かりづらいと自分でも感じたので、今回は図を多く使ってさらに分かりやすく説明しようと思います。

デリケートゾーンからのニオイが気になると言う女性は間違った洗い方をしている人が多いという事を最近改めて感じています。

いくらクリームを塗っても、他のニオイケアをしていても、肝心の洗い方が間違っていればニオイを元からなくすことは出来ません。

正しい知識を学んで、しっかり実践していただければと思います。女性のデリケートゾーンは、非常に複雑な構造をしています。

ですから、どの部分をどうやって洗うかという事が非常に大切になってきます。正しい洗い方をしていないと恥垢が溜まったり、ニオイが出たり、場合によってはかゆみやかぶれなどの肌トラブルを起こす場合もあります。

一つ一つ手順を追って図を見ながら、わかりやすくご紹介していきますので是非参考にして頂きたいと思います。

デリケートゾーンってどこを洗うの?

まずは一般的にデリケートゾーンと言われている体の部位ですが、どの部分を洗えばいいのでしょうか?意識して洗うのは「VIOライン」です。VIOラインと一言で言っても分かりにくいと思いますので、図を見て理解を深めて下さいね。

洗う順番はV⇒I⇒O この順番で洗います。洗い方の順番なんてあるの?と思う方もいるかもしれませんね。

答えは「YES」です。VIOラインは「V⇒I⇒O」の順番で洗うのが鉄則です。前から後ろに向かって洗うと覚えておけばいいと思います。

上の図のようにVIO部分を優しく、人差し指と中指の腹の部分を使って洗います。デリケートゾーンで最もかゆみやニオイを発生しやすいのが「Iライン」です。

Iラインの構造は複雑な形をしています。この部分は下着が密着している部分でもあるので、蒸れやすくニオイがこもりやすい部分です。

VIOラインの「ニオイ」を予防する洗い方について

まずは、洗い方の手順を頭に入れて下さいね。下記の順番に従ってV⇒I⇒Oの順番で洗っていきます。

VIOの洗う手順

・ぬるま湯で洗い流す
・石鹸で丁寧に洗っていく
・洗う順番はV→I→O(前から後ろの部分を洗う)
・石鹸をしっかりと洗い流す

ここからは、上記4ステップについて更に詳しくお伝えしていきます。

1.お湯35〜37°C程度で汗や皮脂、汚れを落とす

最初にぬるま湯(35°C〜37°C)で洗い流していきます。温度は熱すぎない事が大切です。

熱いお湯で流すと皮膚を守ってくれている皮脂を洗い流してしまいます。それが続くと、デリケートゾーンに黒ずみが出来てしまう場合があります。

皮膚に余分な刺激を与えない為にも皮膚にやさしいぬるま湯を使って、まずは汚れ、余分な皮脂、汗などを洗い流します。

実際にお湯で流すだけで、6割~7割程度の汚れや雑菌は洗い流す事が出来ます。

2.デリケートゾーン専用石鹸を泡立てる

デリケートゾーンをぬるま湯で洗い流した後に専用石鹸を使って洗います。まずはネットや手でしっかりと泡立てます。この泡立てるというのがデリケートゾーンだけではなくて、体全体を洗う場合でも大切な要素です。

泡で体を洗うという感覚を忘れないようにして下さい。多くの女性はデリケートゾーンに直接石鹸をつけたり、陰毛に石鹸をつけたり、陰毛で石鹸を泡立てている人が多いんです。

でも、こういう石鹸の使い方では石鹸の成分が直接デリケートゾーンについてしまうので刺激が強くなります。よって、ネットや手で泡立ててから、デリケートゾーンに泡を付けると言う手順が必要となります。

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3.人差し指と中指の腹を使ってビラビラ(大陰唇・小陰唇)の隙間まで洗う


デリケートゾーンに泡を付けたら、指の腹の部分を使って優しく丁寧に汚れを落としていきます。デリケートゾーンのIラインはビラビラしていて複雑な形をしていて皮膚と皮膚が重なり合っていたり、細かいシワがたくさんあるのでそこに汚れや雑菌がたまりやすいんです。

人差し指と中指の腹を使って優しく丁寧にこするように洗っていきましょう。特にIラインのビラビラ部分(大陰唇・小陰唇)に白いカス(恥垢)が溜まりやすいので重点的に丁寧に洗います。

恥垢とは、おりものや皮脂、尿が溜まって混ざり合って出来るニオイの強い汚れのかたまりの事を指します。人によっては「マンカス」という表現を使う場合もあります。恥垢は皮脂や尿が混ざる事で粘り気がありますから、白い粘土のような汚れの塊(かたまり)になっていきます。

粘り気がありますから、トイレットペーパーで拭いたくらいでは落とすことは出来ません。返って皮膚に薄く伸びて付着し、大陰唇・小陰唇の周りに溜まっていき、悪臭を放っていきます。

恥垢は人によって溜まりやすい、溜まりにくいがありますが、日々のケアが必要です。また、デリケートゾーンの皮膚はまぶたの皮膚よりも薄いと言われています。

ですから、洗う際には常に細心の注意を払い、やさしく丁寧に洗う事が大切です。ゴシゴシ洗うなんて言う洗い方は最悪の洗い方でそういう事が積み重なると黒ずみが出来る原因になります。

恥垢は頑固な汚れですので、だいたい5~10秒は指の腹でくるくるしてあげてください。特にクリトリスは敏感な場所ですので、力を入れ過ぎないように優しく洗ってくださいね。

間違って爪を立てると、皮膚がかなり薄い場所ですのでたまに切れます。血が出ます、石鹸が染みます。めちゃくちゃ痛いです。ビラビラ(大陰唇・小陰唇)は人によって大きさが違います。人によっては、ほとんど指でこすらなくて良い方もいるかと思います。

4.ぬるま湯35〜37°C程度でしっかり洗い流す

いよいよ仕上げです。丁寧に洗った後は付いている泡を洗い流します。この時に泡の洗い残しなどがあると、雑菌が繁殖して臭いやかゆみが悪化します。

ぬるま湯で泡の流し残しがないかを目で確認しながら洗い流していきます。この時にシャワーを直接当てて流す人もいるようですが、刺激が強いのでシャワーの水圧を弱くして流して下さい。

恥垢(ちこう)が溜まるとどうなる?


デリケートゾーンのケアが十分ではないと恥垢が溜まりやすくなります。恥垢が溜まるとどうなるかと言いますとかゆみが出たり、ニオイを発生させます。このニオイはかなり強烈なニオイなので自分で気が付く事も多いんですよ。色は白~黄色がかった色をしています。

古くなった角質や皮脂、そして汚れが固まった成分です。ニオイは人によって個人差がありますが、イカのようなニオイ、酸っぱいニオイ、あるいは雑巾のようなニオイと形容される事が多いです。

もし、デリケートゾーンが痒い、あるいはクサイと自分で分かるようであればIラインに恥垢が溜まっている可能性が大きいです。前述したように、泡を使って人差し指と中指の腹を使って、溜まった恥垢を洗い流すようにして下さい。

膣内は絶対に洗ってはいけない


ここも良く読んで理解して頂きたい部分です。女性の中には膣の中に指を入れて洗っている人もいると言うことを聞いたことがあります。しかし、これは間違った方法です。膣内は絶対に洗わないで下さい。多くの女性が勘違いして洗っているようです。

それは、ニオイの原因が膣から出ているニオイだと勘違いしているからです。前述したようにニオイの原因は、Iラインに溜まっている恥垢が主な原因です。

溜まった恥垢を取り除くことが出来ればニオイは解消される事がほとんどです。膣内を洗うと、返ってニオイがキツくなったり、おりものの量が増えてしまう場合があります。

膣内には自浄作用がある


ここでは、何故膣内を洗う必要がないかについてお伝えしていきます。膣内は常に清潔に保たれるように弱酸性に保たれています。膣内には、体に良い働きをする菌「デーデルライン桿菌(かんきん)」という名称の菌が膣内にはあります。

この菌は膣内を洗浄する役割もあるので、膣内を自分でわざわざ自分で洗わなくても常に清潔な状態に保たれようになっています。

そういう体の構造を知らないで、指を膣内に入れて洗うと大切な菌である「デーデルライン桿菌」が洗い流されてしまいます。そうなると、今まで膣内が清潔に保たれていたバランスが崩れ、膣内に雑菌が入り込み、きついニオイを発生させる事になります。

膣内は基本的に洗う必要はないということをしっかりと頭に入れておいて下さいね。人によっては膣内からニオイがすると言う人もいるかもしれません。その場合は膣内の洗浄をしたいと言う方もいるかもしれません。

そういう方は膣内専用のインクリアと言う洗浄商品を使って膣内を洗浄して下さい。

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まとめ

いかがですか?

今回はかなり図を使って分かりやすくお伝えしてきました。なかなかデリケートな部分ですので伝わりにくい所もあるかもしれません。基本的な事は、デリケートゾーンを洗う時には順番があると言う事です。V⇒I⇒Oという順番でしたね。

その中で一番丁寧に優しく洗わないといけないのがIラインです。恥垢が溜まりやすい部分なので、恥垢がたまらないように優しく洗ってください。

そして、最後に大切な事をもう一度確認しておきますね。それは何度も申し上げますが、膣内は絶対に洗ってはいけないという事です。膣内は人間で言う内臓と同じです。内蔵を洗う人なんていないですよね。そこは大切な部分なので忘れないようにして下さいね。

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