今回は「チチガ」についてお伝えしていきますね。ここではチチガ=乳輪周りから出るニオイ という事に定義してお伝えしていきます。
例えば「すそわきが」というのは、デリケートゾーンだけに限らず、体のすそにあるという意味で、おへそ周りのニオイであるとか、乳輪周りのニオイも同様に扱われる場合があります。
今回ははチチガという事で「乳輪周り」から出るニオイについてお伝えしていきます。ワキガ自体もそうなんですが、チチガもなかなか人には聞づらいものです。
自分の胸を近づけて「ねえ、ちょっと臭ってくれる?」とはよほど親しい人じゃないと言えないですからね。また、いくら自分の主人やパートナーであっても、やはり聞づらいものです。
チチガの症状については、自分で気づくのが一番いい方法です。ただ自分で自己判断する場合の判断基準は不明確でこれだと間違いないというものはありません。
しかも、乳房は母乳を出す時期も多少のニオイはしますし、ブラジャーを常にしているの蒸れやすく汗もかきやすいのでニオイがこもりやすいんです。
まずはチチガの特徴から見ていきましょう。
チチガの特徴
チチガは、乳輪ワキガ・乳頭ワキガ・乳首ワキガなどとも呼ばれることがあります。臭いが出る原因はワキガと同じです。ただ体臭があるだけでは、チチガとは言いません。
チチガは以下のような特徴があります。
・ニオイが強い
・鼻を刺激するニオイ
・腐敗臭がすることもある
汗の臭いであれば、そこまでキツイ臭いはありません。それに対してワキガ臭は、強く鼻を刺激するような臭いがするのが特徴です。
まずはセルフチェックで確かめてみよう
まずは簡単に、自分がチチガなのかをチェックしていきましょう。以下に示してあるのはどんなワキガのサイトを見ても掲載されているような一般的な検査項目です。
ただセルフチェックする場合は一応の目安になるので、気になる場合は一度チェックする事をオススメします。
・乳頭が当たる部分に黄色いシミが出来る
・乳首周辺を舐めると苦い味がする
・片親がワキガ体質である
・耳垢が湿っている
・バストトップに汗をかきやすい
・乳首周辺に毛が生えており毛が濃い
以上の6つの項目をチェックしてみて下さい。特にチチガの場合は舐めると苦い味がするのが特徴的です。
これは乳腺と関係があるそうですが、汗をかいたら少量口に入れてみても良いかもしれません。
チチガの検査項目2
上記6項目のうち、すべてが当てはまっている場合はチチガである可能性がとても高いです。一つや二つの場合はチチガでない可能性もあります。
いずれにしても、再度ご自分でセルフチェックをしていきましょう。次はもう少し踏み込んだ検査になります。
具体的な方法は以下の通りです。
まずは、コットンなどの肌に負担のない綿を用意します。
・乳頭部分にガーゼやコットンを当てて、テープなどで固定します。
・そのまま3日付けたままにしておきます。お風呂では1度外しておくのもOKです
三日ほどかかりますが、かなり的確に検査する事が出来ます。チチガでない場合は、それほど黄ばみは起きませんん。ですが、チチガによる汗の場合は、黄ばみがはっきりと分かります。
チチガの症状が重い場合は、黄色を通り越して赤黒くなっている場合もあります。ただし、チチガではここまで症状が進行している事は少ないです。
この方法は医療機関でも簡易チェックとして実際に行われている方法です。そして黄ばみがチェックできたら、ガーゼに染み込んだニオイも同時にチェックしましょう。
医療機関で検査するのも一つの方法
次に医療機関での検査についてお伝えしていきます。ここまでは、セルフチェックの方法について2種類お伝えしてきました。
次にお伝えするのは医療機関による検査です。より確実にチチガでないかを知るには、やはり専門医にかかるのがベストです。
チチガの検査をする場合、受診するのは以下の医療機関のいずれかです。
・皮膚科
・外科
・美容外科・クリニック
・ワキガ・多汗症専門クリニック
ご自分で住んでいる家の近くで探してみれば見つかると思います。
まとめ
いかがですか?
今回はチチガについてセルフチェックの方法を2種類お伝えしました。ニオイはデリケートな問題です。一番良くないのは一人で悩みを抱え込むことです。
そして気になっているのであれば、まずは今回お伝えして方法で自分がチチガなのか?そうでないのか?をはっきりさせる事です。
現実を見るのは勇気がいる事ですが、現実からいつまでも目を背けていても問題は解決しません。一歩踏み出す事によって問題は解決出来る事もあります。