
現代社会はストレス社会と言われる事があります。まさしく周りを見ましてみるとムカつく事っていっぱいありますよね。ワーキングママであれば職場での色々なストレスがありますよね。嫌味な上司、影ですぐにこそこそ噂話をしている社員、通勤電車に乗っている時に様々なストレス、もう数えたらキリがないくらいありますね。
家に帰宅すれば休むまもなく食事の支度、合間を縫って洗濯やお掃除、子供の宿題だってチェックしないといけないですね。旦那が帰宅すればまた食事の準備、いったい私って何のためにいきているんだろう?と思う時だってありますよね。
多忙過ぎて、しっかりと自分を見つめ直す事もままならない毎日です。そういう忙しい日々を過ごしていると怖いのがストレスです。自分では当たり前だと思っていても知らない間に溜まっているのがストレスなんです。
ストレスも度を過ぎると体に悪影響を及ぼします。でも、ストレスをゼロにする事なんて出来ないから上手く付き合っていくしかありません。
今回はストレスを感じる理由や、足にニオイとストレスの関係性、そしてどう対処していけばいいかと言うアプローチの仕方等についてお伝えしていきます。
目次
ストレスってどういう時に感じる?
人間は何故ストレスを感じるのでしょうか?「ムカつくからでしょ?」と言う人もいますが、少し違うんです。ストレスは以下のような原理で発生します。
ストレスの発生理由→ストレスの認識→身体への影響。
この三つのプロセスによってストレスは体に影響を与えていきます。簡単に言ってしまうとストレス対策をするには、ストレスの原因を除去するか、ストレスを認識しないかのどちらかになります。
最初にストレスで足の臭いが発生する理由を見ていきましょう。
足の臭いがストレスで発生する理由
過度のストレスは内臓機能を低下させる
過度のストレスを感じると人間は自律神経が乱れます。自律神経は内臓の機能を司っているので、乱れると機能を低下させるんです!
例えば、食べたものは口から胃にいって、その後腸で消化されます。これらの一連の働きは体が勝手に行ってくれます。いちいち人間が意識して行っている訳ではないですね。この一連の体の働きを司っているのが自律神経なんです。
分かりやすいように胃腸の働きを例にしましたが、その他にも心臓であったり、肝臓であったり腎臓であったりと人間が生きていく上で必要な機能は全て自律神経が関係しています。
さらに、免疫細胞も自律神経がコントロールしているため免疫力が低下します。免疫力とは体の抵抗力と言っても差し支えないです。これも例を上げますと、疲労が溜まって免疫力が落ちていると風邪を引きやすくなりますね。
免疫力が落ちると自然に内臓機能も低下して体臭や足のニオイを発生させる原因物質を作ってしまうんです。
緊張によるストレスは精神性発汗を引き起こす
汗をかく要素は味覚、温度、そして精神的な影響によるものの3つがあります。その中でも足の裏が影響を受けやすいのは精神的な発汗です。
人間は緊張すると汗をかきやすくなります。急に人前で話さないといけなくなった時、大勢の人の前でプレゼンを行う前など緊張して手に汗をかいたりしますね。
日本のことわざでも、「手に汗にぎる」という表現があるほどです。ああいう状況が起こるのは精神的に緊張しているからです。そのような状況で起きる発汗を精神性発汗と言います。緊張性発汗で汗が出る場合は手、足にかく場合が多いんです。
足の裏に汗をかくことで、雑菌が繁殖しやすい状態になり、雑菌が繁殖することで皮脂や角質を分解して臭いの原因になる成分が発生します。
足の汗はゼロにはできないので汗を抑えるクリームを塗って対処することも必要です。
臭いがストレスになりさらに汗をかく負のスパイラル
一度そういう状態になると人間はその時の事を思い出し、また汗をかくのではないだろうかと言う思いが脳裏をかすめます。
汗をかくと、汗臭くなるんじゃないか?そのように考えてしまい、その事がストレスになる場合もあります。ですから、まだ緊張する場面ではないので、精神的にそう思い込むことで汗が大量に出る場合もあるんです。
そうなると後はどうなるか想像はつきますよね。足が汗で蒸れ…と負のスパイラルに入ってしまいます。
3つのストレス対処法
ストレスから足の臭いを発生させないためにはストレスとどう向き合っていけばいいかを考えてみましょう。
ストレスの発生元を取り除く
これは難しい面もありますが、ストレスの原因が分かっているなら、そのストレスの原因を何らかの方法を使って取り除く事です。色々な手段がありますが、もし取り除くのが無理であれば減らすなどに置き換えてもいいと思います。
週5日パートに行っているけどどうも自分と合わない人がいて気が滅入ると言う場合であれば週5日を三日にして、残り二日は別のパートを探すなんて事も出来るかもしれませんね。
人によって状況は違いますので一概には言えませんが、ストレスの元を断つ、あるいは軽減するのが最善の方法であると知っておいて下さいね。
ストレスへの認識を変えてしまう
例えば人に対してイライラする、ムッとするという感情が沸く場合はその人の短所に目がいくからです。完璧な人間なんてどこを探してもいる訳がありません。短所が目に付くのであれば、短所を長所に置き換えて考えてみるのも一つの方法です。
足の臭い自体がストレスになる人は総じて性格が良くて優しいからです。他の人に気配りがきくので、「自分の臭いは大丈夫かな?」と気になるんです。
そういう場合は開き直ることも大切です。体臭は誰でもあるものです。海外では体臭はフェロモンだと認識されています。フェロモンとは異性を惹きつける一つの魅力だと考えれられています。日本人は匂いには敏感ですが、あまり深く考え過ぎない事です。
自分で「大丈夫!」と思うことで精神的ストレスを避けることができます。人に対する気配りはもちろん必要ですが時には「図太さ」や「開き直り」も必要です。
ストレスを発散方法を見つける
自分で何をすればストレスを発散する事ができるかを探すのも必要です。人によって生活環境は様々です。そういう中で何をすればストレスを発散する事ができるかを考えて見つけることも大切な要素です。
また、何をしている時が楽しいかを自分で把握する事も大切な要素ですね。しっかり自分と向き合って何をすればストレスが発散出来るかを見つけていきましょう。
ストレスをホルモンの観点からアプローチしてみる
これは変わったアプローチの方法ですが、ストレスを人間のホルモンの観点から見ていきましょう。ストレスを感じるとコルチゾールやノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。
これらのホルモンが体に分泌される事でストレスは高まります。そこで、ストレスを感じた時に出るホルモンに対抗出来るホルモンを意図的に分泌させる事が出来ればストレスの軽減にも繋がります。
ドーパミンを分泌する方法
ドーパミンはやる気を出させる脳内物質です。ストレスに対抗する為にはドーパミンを出すことは大切な要素です。ドーパミンは旅行や恋愛をすることで分泌される物質であることも明らかになっています。
そんなに簡単に恋愛なんて出来ないという声も聞こえてきそうですが、現実の恋愛をしなくてもドーパミンは出すことが出来ます。それは好きなアーティストの音楽を聴いたり、一緒にデートしている事を脳内で想像する事は誰でも出来ることです。
また好きなアイドルや俳優さんが出ているドラマを見ている時も脳内は楽しくてドーパミンがいっぱい出ているんですよ。
セロトニンを分泌する方法
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。脳内にあるセロトニンは2%ほどと言われていますが、睡眠中は大量のセロトニンが出ています。
セロトニンが分泌されるとストレスが軽減されます。セロトニンを分泌させるためには朝に陽の光をしっかり浴びることが大切です。目安としては15〜20分以上浴びましょう。また、笑うことでセロトニンは分泌することがわかっています。
仲のいい友達や家族と会って出来るだけ楽しい会話をするように心がけてみましょう。
オキシトシンを分泌する方法
オキシトシンも幸せホルモンとして知られるようになったホルモンです。オキシトシンが分泌されるのは体が心地よいと感じている時です。あなたにとって気持ちいい瞬間や心地よいと思った時にはオキシトシンが分泌されています。
マッサージなどが心地いいと感じるのもオキシトシンのおかげです。体が疲れたと感じたらマッサージを受けてみるのも1つの方法です。
まとめ
いかがですか?
今回は足のニオイを人間の体から分泌されるホルモンの観点からみていきました。なかなか面白い取り組みではないかと思います。ストレスが溜まると足のニオイを出す原因になるんですね。
でも、こういう事ってあまり一般的にはなっていません。これを知ったあなたはかなり情報通になったという事です。足の臭いを気にしないで日々の生活を快適に送れるように、少しでもこの記事がお役に立てることを願っています。