![ニオイにはの6つのタイプがあった!あなたのニオイはどのタイプ?](https://redeagle01.xsrv.jp/wp-content/uploads/2018/11/pvB0TKeBzXCVXBv1542087068_1542087070.jpg)
今回はワキガのニオイには種類があるというお話をしていきます。ワキガと言っても人によって感じ方は色々です。鼻がツンと来るようなニオイだと感じる人もいれば、不快な臭いだけどそれほど気にならないという人だっています。
また、本人は自分で臭いと感じていても、一緒に生活している家族や会社の同僚など周りにいる人たちはさほど気にならない場合だってあります。逆に自分は臭いと思っていなくても、周りは避けるほど酷いニオイの場合もあります。
いずれにしても自分のワキガであっても人のワキガも人に迷惑をかけているという点では同じですし、何らかの対策をした方がいいのは分かっています。
ここで理解しておきたい事は、ニオイには色々な種類があるという事です。単なる体臭の場合もありますし、ワキガの場合などもあります。
ワキガは具体的にどんなニオイなのか、あるいはニオイの種類を分けるとするとどんな種類があるのかを知ることは大切な事です。
目次
ワキガのニオイは5つに分類する事が出来る
ワキガのニオイは大きく分けて6つの種類に分けることが出来ます。ここでは、一つ一つの特徴を掴んでいきましょう。
酸臭と呼ばれる酸っぱいニオイ
これは別名「酸臭」と呼ばれる事もあるニオイです。特徴としては鼻にツーンと来るような刺激のあるニオイです。お酢のニオイと少し似通った部分もありますが、お酢のニオイと違うのは皮脂が混ざっているので酸化してお酢よりはすっぱく感じます。
ニオイの強度も汗にどれだけタンパク質やアンモニアなどの成分が混ざっているかによって違ってきます。
また、疲労が蓄積している場合は、汗の中に乳酸が含まれるようになりますので、汗に含まれている乳酸が空気に触れて酸化して酸っぱいニオイに変化する場合もあります。
ワキガである場合はお酢とは違って鼻に抜けるようなニオイではなくて、ツンとした独特の臭気を感じます。単なる一時的な疲労から来る疲労臭なのか?あるいはワキガであるかどうかは自分が身につけている下着にニオイが染み付いているかどうかで確認出来ます。
身につけている下着にニオイが染み付いているのであれば、それはワキガ、お風呂に入って体を洗って翌日に臭わないのであれば一時的な体臭であると判断していいと思います。
生乾きの雑巾のようなニオイ
衣類を洗濯した時に、干すのを忘れてそのまま放置しておくと、生乾きの雑巾のようなニオイがします。これと同じ事が脇の部分で起こると云う現象です。汗が乾かない間にその上から汗をかくので、着ている衣類が常に湿っている状態になると起こりやすくなります。
脇に汗をたくさんかく人は、吸湿性がいい下着や衣類を身に付けたり、汗取りパットなどを使う事が必要です。
鉛筆を削った後のカスのようなニオイ
最近では小学生でも鉛筆を持つことはかなり減ってきているので、少しイメージがわきにくいニオイだと思います。このニオイもワキガ独特のニオイだと言えます。
玉ねぎスライスのニオイ
玉ねぎを剥いていると、酸味の効いたピリッとした独特のニオイがしますが、あれと同じようなニオイがします。玉ねぎをたくさん食べると、アリシンという成分が胃からニオイ成分として血液中に排出されます。
刺激物を食べると、ワキガがスパイシーなニオイに感じるのも血液に、においの強い成分が流れ出してしまい汗に混ざってしまうからです。
チーズのようなニオイ
すそワキガに多いのが、このチーズに似たようなニオイです。デリケートゾーンは他の体の部位よりも下着で密閉された部屋のような状態になっています。
ムレやすく汗の量も多いので雑菌が増える要因がいっぱいあります。雑菌と汗が混ざる事により発酵したチーズのようなニオイになります。
ワキガのニオイは汗の量で変わってくる!
ワキガと言うと常にキツイニオイを出しているかというとそうではありません。ニオイがキツくなるのはいくつかの要因があります。汗をたくさんかく、体調が悪い、食事が偏っている、生活習慣が悪い、疲労の蓄積やストレスの蓄積など色々な要因があります。
これられと別に人は皆体質が違います。汗をかく量なども人によって違うのでワキガのニオイにも違いがあるんです。
緊張が続くとニオイもキツくなっていく
人間は基本的に普段行わない事をすると緊張します。例えば人前で何かの発表を行う、会社のプレゼンを行う、何かのスピーチを行う、あるいは仕事で失敗する等、こういう時は交感神経が優位になり汗腺の働きが活発になります。
「手に汗握る」という表現があるように、特に運動などをしていない時であっても緊張状態が続くと汗をかく事はあります。これは精神性発汗とも呼ばれますが、このような汗はスポーツをしてかく汗とは違って、ジメジメしたネトっとした汗の場合が多いです。
このような汗は悪い汗と表現される事もありますが、ニオイを発する事が多いんです。特に酸味がある汗が多いので、自分だけではなく周りにいる人にもニオイを気付かれやすくなります。
ハードなスポーツをすると鉄臭いニオイになる
スポーツで体を動かしている時には、交感神経は比較的バランスよく働いています。その場合であっても、キツイ運動が続くと呼吸がしずらくなったりします。そうなると交感神経が優位になりニオイを発するようになります。
緊張状態とは異なり、汗の量も質も変化しますので体内の老廃物が汗に混ざります。特に鉄分は汗をかくと失われていきますので、ワキガの人の中には「鉛筆の芯」や「工場のにおい」など鉄っぽいにおいを感じる人もいます。
ワキガの種類は違っても独特のニオイがするのは何故?
通常の汗のニオイとは違ってワキガは鼻に抜けるような刺激臭があります。ワキガのニオイは、鼻に抜けるようなツーンとした刺激臭と云う表現をされる事が多いですね。
ここでは、ワキガのニオイが何故独特に臭気になるかについてお伝えしていきます。
汗に含まれる成分をエサにする雑菌が繁殖する
体内の老廃物が混ざった汗は、気持ち悪くてべたつくような汗なのであまりかきたくないものです。このべたつくような汗の中にはタンパク質やアンモニア、脂肪酸などの成分がいっぱい含まれています。
それらの成分は皮膚の表面上にいる常在菌が大好きなエサなんです。皮膚の常在菌は私たちに皮膚を守ってくれている大切な菌であり、人間にはなくてはならない菌です。普段は皮膚の表面にいながら、皮膚のバリア機能として外敵から私たちの皮膚を守ってくれています。
ただ、いったん悪い汗をかくと大好きな目の前にあるエサを食べてどんどん増殖していきます。増殖していく過程でニオイを発生させていきます。
アポクリン腺の汗には老廃物が混ざっている
人間の汗腺には、二つの種類があります。一つはエクリン腺です。この汗腺は言うなれば人間の体温調節をする為の汗腺です。もう一つがアポクリン腺です。これがワキガの大元となる汗を出す汗腺です。人間はこのアポクリン腺から体の老廃物を出します。
ワキガ体質の人は生まれつき、このアポクリン腺の本数が太く多いことが分かっています。これを水を出すホースに例えれば良く分かりますが、太いホースを使った方が水を大量に流す事が出来ます。
アポクリン腺の場合であれば、アポクリン腺が太い方が老廃物を含んだ汗を大量に出すことが出来ると云う事になります。
汗の量が多いと、それだけニオイもキツくなるという構図が生まれます。ワキガ体質の人に共通する事として肉食が多くて脂質の高い食事を好む傾向にあるので独特のニオイを体から出すという事になります。
まとめ
いかがですか?
今回はひと口にワキガと言っても大きく分けて6種類のニオイに大別する事ができるという事をお伝えしてきました。まずは自分のニオイがどのタイプなのかを知る事により、それぞれのニオイに応じた対策も出来るようになります。