足のニオイ「イソ吉草酸アルデヒド」の対応方法やイソ吉草酸との違いはコレ

足のニオイの原因を調べてみると今までに聞いたことがないような単語に出くわす事ってありませんか?私が一番最初に出会って「何、これ、どういう意味?」って思ったのが足のニオイの原因物質である「イソ吉草酸」です。

最初は誰かがふざけた付けた名前なのかな?と思ったのですがヨーク調べてみるときちんとした名前だと分かりました。でも、足のニオイについて何の知識もない人がいきなり「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」と言う名称を知れば過去の私のように戸惑うと思うんですよね。

そこで、今回はこのイソ吉草酸を理解していきましょう。イソ吉草酸は、納豆やチーズ臭いで知られていて酸性の臭いです。納豆やブルーチーズの臭いを思い浮かべてみると分かりますが、かなりキツイニオイです。

こんなキツイニオイを自分の足から出さない為にも基本的な事を理解しておく必要があります。また、足の臭いの新成分としてa新たに発見されたイソ吉草酸アルデヒドについても合わせてお伝えしていきます。

足の臭いの原因成分・イソ吉草酸とは?

イソ吉草酸は足の裏で作られる低級脂肪酸の1つ

イソ吉草酸は足の臭いの主な原因であり、足の裏の表面にいる雑菌が足の汗と混じり合った皮脂や角質をエサとして化合して出来るのが弱酸性の低級脂肪酸です。

脂肪酸やアルコールには低級や高級と呼ばれるものがありますが、これは「質」を表しているのではなくて分子構造が短いか長いかを表しています。

つまりイソ吉草酸は分子構造の短い脂肪酸と言う事になります。イソ吉草酸のニオイは通常は納豆やチーズのニオイと言われる事が多いです。

この臭いはイソ吉草酸の弱酸性の低級脂肪酸の臭いです。足の臭いには他の種類の低級脂肪酸が含まれていることも分かっています。

イソ吉草酸は特定悪臭物質の1つにも指定されている

他にも低級脂肪酸があるのに何故イソ吉草酸だけが足の臭いの原因物質に特定されているのは不思議だと思いませんか?

何故足のニオイの原因物質がイソ吉草酸だけに特定されているかと言いますとそれだけニオイが強烈だからです。法律の中で特定悪臭物質というものがあります。その法律の中で定められているのは規定以上の量を超えると公害になり、気をつけなければいけない物質です。

イソ吉草酸は特定悪臭物質に定められている物質です。法律で定められているほどクサイ物質であると言う事なんです。

足の臭いの新成分・イソ吉草酸アルデヒドとは?

イソ吉草酸アルデヒドとイソ吉草酸、どっちが原因なのか問題について

足の臭いの原因物質はイソ吉草酸というのが一般的な認識ですが少し前に「あさイチ」と言う朝の情報テレビ番組でも取り上げられた物質としてロート製薬が2015年に発表した「イソ吉草酸アルデヒド」という物質があります。

こう書くとイソ吉草酸とイソ吉草酸アルデヒドではどちらが足のニオイの原因物質なの?と質問を投げかけたくなりますよね。でも、クサイと感じるのは様々な成分の集合体なので、どっちの成分がよりクサイと言う判断は出来ないんです。

あくまでも両方の成分がクサイと感じる中心的な物質であると言う意味だと捉えて下さい。ただ、ロート製薬の発表によって、足の臭いのキツさとイソ吉草酸アルデヒドの量は比例することが明らかになりました。

これまではイソ吉草酸などを中心とする臭いの集合体だった足の臭いの原因物質がより明確になったと言える訳なんですね。ここまでの説明は少し専門的な説明に終始しているので分かりにくいと感じる人もいるかもしれませんね。

イメージとしては、ニオイを作る様々な成分があります。その中の代表的な成分がイソ吉草酸とイソ吉草酸アデヒドという事です。

イソ吉草酸アルデヒドの対策はイソ吉草酸と同じ

イソ吉草酸アルデヒドが発生するのは常在菌が角質(アミノ酸)を分解したときに発生すると言われています。

それを考えると基本的な対策はイソ吉草酸と同じです。

ニオイ物質への対策は足、靴下、靴の制汗、殺菌、消臭が重要

イソ吉草酸やイソ吉草酸アルデヒドは足だけではなく、靴下、靴など総合的な対策が必要です。

足の対策

足への対策は制汗、殺菌、消臭が必要です。更には洗った後には保湿も出来れば完璧です。足を洗う際は殺菌や消臭効果のある石鹸で指の間や爪の間をやさしく洗いましょう。合わせて週に1度角質ケアしましょう。

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出かける前は制汗、殺菌、消臭効果のあるクリームもおすすめです。日中は制汗スプレーや除菌シートで汗をふきとり蒸れを防ぎましょう。

靴下の対策

靴下も足のクサさにもよりますが、防臭・抗菌効果が高い靴下がオススメです。普通の靴下で臭いが洗っても取れない場合は、普通の洗剤で下洗いしたり重曹につけて前洗いしておくと落ちやすくなります。

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靴の対策

普段履く靴もきちんと計画的に履いていくことが大切です。計画的というのは同じ靴は連日履かないなどの対処です。

今日履いて出かけた靴は明日は履かない、二日陰干ししてニオイを除去します。そういう流れを作っていきましょう。手軽に出来るものであれば新聞紙を使うと便利です。防臭効果のあるインソールを使うと言う方法もあります。

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まとめ

いかがですか?

今回は足のニオイの原因物質は新たにもう一つ発見された事。この物質はイソ吉草酸アルデヒドという名称です。対策としてはイソ吉草酸と同じですが、足だけではなくて靴下、靴など総合的な対策が必要であることをお伝えしました。

イソ吉草酸やイソ吉草酸アルデヒドは足のニオイの代表的な物質です。足がクサイと悩んでいる女性の悩みが深ければ深いほどこれらの物質が足の中でたくさん発生しています。

足の対策を考えた場合には制汗、殺菌、消臭と合わせて角質のケアの4点を強化していく必要があります。お金はかかるかもしれませんが、まだ対策していないポイントを見つけて効果的な対策グッズを使って対処していきましょう。

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