今回は足のニオイの中でも「納豆のような足のクサさ」の原因や対策について見ていきましょう。これは男女ともに共通する悩みです。男性だけが出す足のクサさでもなく、女性だけが出す足のクサさではありません。男女ともに足から納豆のようなクサイ匂いを出す場合があります。
寒い時期にブーツを履く習慣がある女性にとっては何とかしたい匂いですよね。ブーツを履いて忘年会や飲み会の意気揚々と行ったものの、会場がお座敷だったというのは最悪のパターンですからね。
さあ、納豆クサイ足のニオイについて見ていきましょう。
足のニオイが納豆臭い原因はこれだった
足の納豆の臭いの原因は、「イソ吉草酸」と言うニオイの原因物質です。イソ吉草酸(3-メチルブタン酸)は、納豆の発酵過程でおこる化学反応によって生じる成分の脂肪酸の一種です。
このニオイは、悪臭防止法によって法律でも規制されている不快感のあるニオイです。法律で規制されているニオイを自分の足から出しているとなると少し恥ずかしいですよね。
特に女性は噂話が好きなので、もしあなたがそんなニオイを撒き散らしていたらすぐに会社の噂になります。そんな目に遭わない為にもしっかりと原因を知って対策をしていきましょう。
このイソ吉草酸と言うニオイの原因物質は年中私達の足から発生します。足から出る汗や垢が雑菌やバクテリアによって分解されるからです。
分解される過程で納豆と発酵過程で起こる化学反応と同じような事が体の中で起こっていると言えます。そして臭いはは納豆やチーズのニオイみたいになっていくのです。
女性にも、このニオイはあるので油断禁物!
普通は足が臭いと言えば、中年のサラリーマンの代名詞みたいなものですが、この納豆のようなニオイは女性も多く出しています。
あるテレビ番組でブーツを履く女性の足の臭いを調査したところ、納豆レベルが600~700、チーズレベルが500~600、不快に感じるレベルが400~500であるのに対して、半分以上が400以上、30%が500以上の値となり、自分では臭いという自覚があまりないという人でもかなり強烈なニオイとなってしまっていることが判明しました。
このデータだけ見ても、何と10人の中で半数は不快に感じるレベルのニオイを出しているのが分かります。自分で気づかないというのはちょっと致命的なような気がします。
足から納豆クサイ臭いを消すにはどうすればいい?
まずは、自分の足の臭さを意識する事から始めましょう。自分だけは大丈夫だと言う過信は禁物です。またその根拠は何もありません。
ブーツを履く以上は足はムレる、足から汗が出る、そしてニオイを出しているという自覚を持ちましょう。その上で行う事は靴の消臭と、足の消臭です。
靴の消臭を行う
特に冬場にブーツを履く時は要注意です。ブーツが出来るだけムレないようにすることが大事です。その為にはバッグの中に替え用の靴下やストッキングを持っておくこと、足を拭くことが出来るウェットティッシュなども入れておきましょう。
時間がある時にブーツから足を出して乾燥させたり、ウェットティッシュで拭いたりこまめに行う事が必要です。
足の消臭を行う
足の消臭としては、汗を抑えることと、菌を殺菌することが大事で、爪も短くして清潔に保つようにしましょう。また、納豆臭のイソ吉草酸は酸性ですから、この臭いを中和する方法として弱アルカリ性の重曹を使うという方法があります。
ただ、重曹はバッグに入れて持ち歩くと言う訳にはいかないので、家に帰ってから重奏を入れて足を洗うようにしましょう。ブーツを履く前に足のケアとして制汗と殺菌作用があるデオドラントクリームを塗ることはオススメです。
まとめ
いかがですか?
足から納豆クサイ匂いが出るのはイソ吉草酸と言うニオイ物質だったんですね。そして驚いた事に女性の中には足のニオイの自覚がない人がいると言う事。
これには、私もびっくりしました。ブーツはおしゃれで格好いいですから私も大好きです。でも、履いている時と履いた後のブーツや足のケアはしっかりと行いたいですね。
見た目だけオシャレにしていても、足が臭ければ魅力も半減します。大人に女性になるにはニオイケアも身だしなみの一つと言う事ですね。