女性の加齢臭、臭いを徹底的に断つ!臭いの原因と効果的な予防策4つをご紹介!

先日バラェティ番組を見ていたんですが、出演していたタレントさんの口から加齢臭という言葉が出てきたんです。普段は体臭に関する記事を書いたり、色々調べたりしているのでそれほど加齢臭と言う言葉に違和感はなかったのですが、フッと思ったのは加齢臭という言葉を日本で聞くようになったのはいつ頃からだろいうという疑問でした。

疑問が沸いたらすぐにリサーチするという習慣が付いている私はさっそく調べてみる事にしたんです。もっと前かなって思っていましたが、意外と最近でしたね。

という事で今回は女性の加齢臭を断つ為に効果的な予防策について書いていこうと思います。

加齢臭という言葉が日本で使われるようになったのはいつ?

加齢臭は2000年に資生堂が発見したようですね。当時は中高年特有の脂臭くて青臭いニオイってなんで発生するの?と疑問に思っていた中高年も多かったようですね。

そして、そのニオイの原因が「ノネナール」という原因物質であることを発見したんです。それと共に「加齢臭」という名称まで付けてくれたとの事です。

そうして、2000年から徐々に加齢臭という名称が認知されていったんですね。加齢臭の原因物質である「ノネナール」は中高年の皮脂に含まれる脂肪酸が分解されたり、過酸化物質によって酸化される事によって発生します。

若い頃にはいくら汗をかいても、脂肪酸がほとんど含まれていなくて過酸化物質の量も少ないので中高年独特の体臭である「加齢臭」は発生することはありません。

女性も35歳を過ぎると、加齢臭が発生します。

加齢臭と言うとサラリーマンの「おじさんの臭い」というイメージがどうしても強いですが、加齢臭の原因物質であるノネナールは男女問わず一定の年齢を過ぎると発生する事が分かっています。

平均すると40歳を超えた時期から年齢を重ねる毎に増加していきます。そして60歳を迎える頃には急激に増えると言われています。

女性に比べて男性の方が皮脂の量が多く、その分ニオイもきついので目立ちますが、女性であってもたまたま男性よりは皮脂量が少ないだけで発生する事には変わりありません。

女性の場合は、体内の女性ホルモンの働きで皮脂の分泌を抑えていますが、ホルモンの分泌量が減るとそれに合わせて男性ホルモンが体内で優位になります。

そうなると皮脂が増えて加齢臭を発生させやすくなるんです。その時期なんですが、女性ホルモンが減り始めるのは35歳頃だと言われています。

加齢臭が発生しやすい体の部位ってどこなの?

私は枕がすぐに臭くなるので、必ずタオルを敷いています。その例からも分かるように頭皮は皮脂の分泌が大変多い部位ですし、臭いやすい部位でもあるんです。

その他、臭いが発生しやすい部位はワキ、背中、首の後ろなども加齢臭には要注意です。

加齢臭の予防に自宅で出来ること

加齢臭を自分で予防するにはいくつかの方法があります。毎日の事で面倒に感じる事もありますが、大変なのは最初の一週間だけです。

要は一日のルーティン作業にしてしまえばいいんです。一日の中で必ずしなければいけない事を習慣化する事によって普通に出来るようになります。

習慣化してしまえば、して当たり前になるので面倒でも何でもなくなるのです。それでは、それぞれの項目について見ていきましょう。

一日一回シャンプーをして、シャンプーをした後はドライヤーをかけて乾かす。

いくら加齢臭が気になるといっても一日に何回もシャンプーをすると、頭皮に必要な皮脂まで洗い流す事になります。

その結果、逆に体が頭皮を守るために大量の皮脂を出すようになります。そうすると、ニオイを出す原因が増えることになります。

どうも頭がベタついて気持ち悪いと感じる時には、緑茶やウーロン茶を軽くふくませたコットンで頭皮を拭きましょう。

そうする事によって頭皮に発生しているノネナールを拭き取る事が出来ます。除菌ティッシュは頭皮に必要な常在菌を殺菌してしまう事もあります。

そうなると頭皮環境が悪くなって、頭皮が荒れたり、発疹が出来たり、赤みが出たりと頭皮の肌トラブルに繋がる場合があります。

除菌ティッシュを使えばいいというモノではないので注意して下さいね。それとこれはつい見落としてしまいがちな点ですが、髪を洗った際は必ず乾燥させて下さいね。

生乾きの状態は雑菌が増えやすくなります。いつも洗濯物の生乾きの事を例に出しますが、洗濯物を洗った後にそのまま放置しておくと、クサイ臭いを発生させます。

あれと同じような状況が頭皮の中で起きる訳なんですね。ですから、洗った髪は必ず乾かす、乾燥させると言う習慣を付けていきましょう。

肉食を抑えて、善玉菌を増やす食物繊維を多く摂る

ニオイの原因物質の主なモノは「動物性タンパク質」です。肉類を食べた後に胃で消化され、その後に腸に行きますが、その時にタンパク質が悪玉菌に分解されると腐敗してアンモニアなどの臭いの原因物質を作り、悪臭になります。

肉類をたくさん食べると悪臭の元になると言う事が分かっていますから、35歳前後から肉類を控えるようにしたいですね。

それまで肉類をよく食べていた女性は、肉類を食べていなかった女性よりも加齢臭を発生させる可能性が高まります。

年齢に応じて食生活も見直していきたいものです。食生活は悪いと分かっていても明日から即改善という訳にはいかないものです。

少しずつ計画的に行っていくとスムーズに移行出来ますよ。私も以前は肉類がかなり多い食事でしたが、今は一週間に一度か二度にしています。

そして、肉類を控えていくのと同時にニオイの原因物質を体の外にベンとして排出してくれる食物繊維を多く採り入れるようにしたいですね。

抗酸化力の強い食材をとる

次は体の酸化についてお伝えしていきます。人間の体の中には活性酸素という物質があります。これは体内を酸化させる物質です。

体の酸化というのは、体を錆びさせるという事ですが、もっと分かりやすく言いますと「体の老化」の事です。人間は年齢と共に老化していきますが、その老化を早めるのが活性酸素なんです。

活性酸素は私たちが呼吸しているだけでも発生します。この活性酸素の発生を抑える働きを抗酸化と言います。

ですから、私たちは普段の食事の中で出来るだけ活性酸素を抑える必要があります。さらに言うなら活性酸素の発生を抑える為には抗酸化の効果がある食材を摂る必要があるという事なんですね。

まとめ

いかがですか?

今回は女性の加齢臭の原因と加齢臭を効果的に抑える三つの方法についてお伝えしました。加齢臭を発生させるのはノネナールと言う原因物質でしたね。

加齢臭が発生しやすい部位は、頭部、ワキ、背中、首の後ろでしたね。予防方法として毎日の生活に取り入れたいのは、以下の4つです。

習慣化したい加齢臭対策

・毎日のシャンプー
・頭皮の皮脂を除去する
・肉類から和食にシフトしていく
・抗酸化物質を毎日摂るようにする

以上の4点を日常生活に取り入れていきながら、加齢臭をなくしていきましょう。

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