香水を付けるとワキガ臭はさらにきつくなるって本当、その理由を教えて?

香水を付けるとワキガのニオイはましになる、あるいはワキガのニオイを消す事が出来ると事を信じてワキガになっている人が香水を付ける場合があります。

今回はこれが正しいのか?あるいは正しくないのかを見ていきたいと思います。まずは香水の事からお伝えしていきますね。

香水っていつ生まれた?いつから付けるようになったの?

香水は元々ヨーロッパで生まれたと言われています。何故ヨーロッパで生まれたのか?それは古くからヨーロッパの人たちは香水を付ける習慣があったからです。

記録によると、紀元前1850年頃に香水を製造していたという最古の工場跡地はギリシアで発掘されたそうです。香水の歴史ってそんなに古いんですね。

日本の場合は昔からお風呂に入る習慣がありますが、ヨーロッパやその他の国ではそういう習慣がありませんでした。

しかも、昔から肉食なので体臭はかなりあったと予想されます。ただ、ヨーロッパなどでは体臭は個性だと考える節があります。ですから体臭があってもそれほど気にはしていなかったと思いますね。

また、ヨーロッパに限らず体臭は一つの個性であると共に異性を引き寄せるフェロモンみたいな役割を果たしており、実際にそう思っている人が多かったと思います。

そういう習慣や考え方があったので、さらに香水がヨーロッパで広まったのではないかと思います。

確かに海外に行くと様々なメーカーから多くの種類の香水が販売されていますね。私も何回か海外に行った時に香水をお土産として買ってきた記憶があります。

でも、ほとんど人に上げてしまって自分では使わなかったですけどね。元々日本人は香水を付ける習慣などはなかったですからね。これも最近になってからの傾向だと思います。

日本人は元々は体臭が少なく、無臭の人が多かったと思います。お風呂に入る習慣もありますし、体を清潔にしていると、体臭を気にする事はなかったと言う訳です。

香水を付けるとワキガ臭が消える?

前述したように香水はヨーロッパで広まったものです。そして体臭がきついヨーロッパの人たちは自然に香水を付けるようになった。

そして、体臭は個性であり、香水を付けることにより更に個性を演出出来るという考えがあったんだと思います。言わば体臭による個性の演出ですね。

例え、自分がワキガであっても、香水をプラスする事でワキガをごまかしながら自分だけの個性あるニオイを演出していたという事です。

でも、日本人が香水を使う意図はヨーロッパの人たちとは少し違います。ワキガの人が香水を使う意図は、ずばりワキガ臭を消したいから。

ワキガ臭にプラスして香水を付けることによって、自分だけの香りを演出しようなんて考えはさらさらない訳です。

そうなると香水の使い方に注意が必要です。ワキガの臭いは、人によって個性があり違う臭いがするのが一般的です。

大まかに言うと、ワキガ臭はスパイシー、あるいは鼻につくきつい臭いだと言えます。もし香水を付けて少しでもワキガ臭をごまかすならば、相性がいいのはシトラス系の香水だと言われます。

でも、これもワキガの人万人に共通する香りではありません。どうしても香水を付けてワキガを消したり、少しでもいい香りを演出したいなら色々と試して自分に合う香りを見つけるしか方法はないと思います。

香水より日本人にはデオドラントがオススメ

日本人が香水を付ける場合の意識はニオイをプラスしていくという考え方ではなくてニオイを消したいという意識が強いはずです。

そうなると、ニオイが減るようにしなければなりません。そうなると出来る方法は限られてきます。答えは香水を付けるよりもデオドラントによってニオイを消すと言う方法です。

例え、良い香りであってもニオイの強さを嫌う日本では、ワキガのニオイを一時的に消すことが出来たとしても、ワキガ臭以上に強い香りになります。

そんな強いニオイは日本では敬遠されるのではないでしょうか?日本人が好む香りは無臭か柔らかいフワーッとした香りです。

ですから、ワキガ臭を香水でプラスして隠すことは得策ではないという事になります。香水を付けるよりデオドラント剤で消臭、防臭を心掛けた方が、日本人向けの方法だと言えます。

まとめ

いかがですか?

香水を決して否定するものではありませんが、それは時と場合によるものです。ワキガ体質の人がニオイをごまかす為に香水を使うことはあまりいい方法ではないようです。

どうしても香水を使いたいと言う人は別ですが、そうでない場合は日本人が好む無臭にこだわった方がいいのではないでしょうか?