子供のワキガはいつ頃発症するの?ワキガになった時に気づくサインは?

今回は子供のワキガを取り上げていきたいと思います。自分がワキガ体質であれば高い確率でワキガになります。ですから、子供がいる場合はいつ子供がワキガになるか親としては心配になりますよね。

⇒ 親がワキガの場合の遺伝のついてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

また、あなたがワキガでなくてもパートナーがワキガの場合も同様です。両親のいずれかがワキガ、両親共にワキガの場合、両方ともに子供がワキガになる可能性は非常に高いのです。

子供のワキガは何歳から発症するの?教えて!

子供のワキガは一般的に思春期、中学に入る頃に発症すると言われています。ただ最近は子供の成長がひと昔と比べて非常に早くなっています。ですから、以前と違って中学生前後とは言えなくなっています。

ワキガも低年齢化していると言う事ですね。さらに子供にとっては不幸な事に低年齢化と共に子供のワキガ臭が強くなっているということ。これも親にとってみれば頭が痛い話です。

ワキガ臭が強くなっている大きな原因の一つに、食生活の欧米化があります。親が共働きの場合などコンビニ弁当を食べる事が多い、あるいは色々なファストフード店が最近は乱立していますが、そういう食生活の変化も匂いに大きく関係しています。

このような環境の変化に伴い、子供のワキガ発症の時期も早くなっているのです。ですから、自分またはパートナーがワキガ体質、両親ともにワキガ体質の場合は子供の将来の事を考えて早めの対処をした方がいいと言えます。

子供がワキガになった時に気づくサインって何?教えて!

子供がワキガに発症するのを親が気がついてあげた方がいいと私は思っています。何故なら、子供が自分でニオイに気が付くことは難しいからです。もし、気がついたとしても、それは他人からの指摘であったりする場合が多いです。

体操服を着替えている時に、友達から何か臭い、たまねぎの腐ったような匂いがする・・・こんな事を言われたらショックを受けますよね。思春期の女の子であれば尚更です。ですから、親が敏感になって出来るだけ親の方が気がついてあげた方がショックを受ける事が少ないと思います。

それと、ある程度物心がついて色々な事が理解出来るようになった年齢でワキガの事は伝えておいた方がいいですね。いずれ、ワキガになるかもしれない。ワキガってこういう物だと言うことを理解させておいた方がいい場合もあります。

子供がワキガになった時のサインは体の変化です。女の子の場合であれば、まずは生理が始まった時期、胸が大きくなってきた時、陰毛が生えてきた時期などに注意を払いましょう。

男の子の場合は、のどぼとけが出てきて声変わりが始まった頃、あるいは陰毛が生えてきた頃を目安にすればいいと思います。

それと、男の子であろうと女の子であろうと共通している事もあります。それは来ている服に匂いがついてかなり臭い場合です。こういうサインを見逃さないようにしていきましょう。

子供のワキガはいじめの原因にもなる!早めの対処が必要!

最近では体臭によるいじめが学校でも問題になっています。どんな言葉を浴びせられるかと言うと「クサイ」「きたない」などの言葉です。人によっては「うんこくさい」などと表現する場合もあるようです。

思春期の子供が同級生からこんな言葉を浴びせられたらショックですし、毎日こんな事が続けば学校に行くのも嫌になりますよね。実際にこんな事が学校で続いて登校拒否になったケースもいっぱいあります。

登校拒否や家での引きこもりに発展しないように親が早めに気づいてあげる事が必要です。私は子供が小学校に入学した当時から、以前にも増してコミュニケーションを取るように心替えけていました。今日学校でどんな事があった?どんな勉強をしたの?体育の授業は何をしたの?

親として色々と子供に聞くことは出来ます。低学年の頃からこういうコミュニケーションを取っていれば親に学校での出来事を報告するのが当たり前になってきます。

ですから、中学校や高校生になっても、そのまま自分から学校でこんな事があった、あんな事があったと自分から言ってくれるようになります。子供の命を守る為にもこういう事を続けていきたいですね。

子供のワキガの対処はこうする!五つの対策をご紹介。

次に子供のワキガ対策として親ができることをいくつかご紹介していきます。

子供の心の変化を見逃さないこと

親が心配なのはワキガそのものよりも、ワキガになった事によってそれが理由で学校でイジメにあったり差別される事です。

子供の生活に支障が出ないように常にアンテナを張って子供の様子を敏感に感じるようにしておきましょう。ただあまり神経質に心配ばかりしてもダメですけどね。

この頃になると子供も親の心根や反応をよく見ています。冷静な気持ちを忘れないで見守るようにしていきましょう。

食生活に気をつける

思春期の子供は色々な食材を食べる必要があります。その時に注意したいのが肉食に偏る事です。動物性の脂質はワキガを発症させる事が分かっています。

肉類を食卓に準備する時は野菜とセットにして食べる工夫が必要です。ワキガに効果的な食事についてはこちらの記事をご覧になって下さい。

衣類を清潔に保つ

下着はもちろん、毎日選択した清潔な衣類を身に付けるようにしましょう。衣類に汗の匂いとかワキガの匂いが残っている場合は粉の漂白剤で選択しなおす事が必要です。

ワキガの匂いは一度染み付くとなかなか取れない厄介なものです。親がこまめに洗濯や漂白をして清潔な衣類を身につけさせるようにしていきましょう。

制汗剤やデオドラント商品を試してみる

市販のデオドラント商品はかなりの種類があります。まずは子供さんに合うデオドラント商品はどんな商品なのかを親が一緒に探していきましょう。また、今はワキガ専用クリームもかなりいい商品が販売されています。

それらの中には返品保証がある商品や効果がなければ使った後でも返金してくれる商品などもあります。そういう商品を色々と使ってみるのも一つの方法です。

ワキガ手術も視野にいれておく

重度のワキガの場合は手術も視野に入れておいた方がいいです。高額な手術費用がかかる場合がほとんどですが、最大限のリスクを考えながら信頼出来るクリニックのドクターに相談する事も一つの方法です。

ただ成長期に手術する事はあまりオススメは出来ません。再発のリスクが高いからです。手術という選択肢は大人になってから行うという考えも必要です。

まとめ

いかがでしたか?子供の事を心配するのは親として当たり前の事です。匂いは本当にデリケートなものです。でも、それがいじめの原因になってしまうのが今の世の中です。

子供がワキガでいじめに合っている場面を想像しただけでも涙が出るほど可哀想になりますよね。絶対にそういう目に遭わしたくないと親なら思うはずです。

子供のSOSのサインを見逃さないように普段から子供とコミュニケーションを取りながら見守ってあげましょう。