今回はミドル脂臭が気になっている方向けに、頭の洗い方をお伝えしていこうと思います。ミドル脂臭は30代を過ぎた辺りから発生すると言われています。
加齢臭もイヤな臭いですが、加齢臭とは違って、ミドル脂臭もあんまりいい匂いではないですね。出来れば自分の周りにいる人たちに不快な思いをさせたくはないと思います。
ある化粧品メーカーのアンケートによると女性が不快に感じる臭いの中で「ミドル脂臭」は加齢臭を抑えてダントツの一位だったそうです。
こういうアンケート結果を見ても、あまり歓迎されない不快なものだと言うことが分かりますね。最近はスメハラ(スメルハラスメント)と言う言葉もあるように、スメハラの原因になるケースもあります。
そうならないように、ミドル脂臭が自覚出来た時点でしっかり対策を講じていきましょう。今回お伝えするのは、頭の洗い方です。
目次
ミドル脂臭を消すシャンプーの頭皮の洗い方
シャンプーの前にすることはコレ
シャンプーを付ける前にやることがあります。それはぬるま湯で髪の毛全体を洗い流す事です。実は髪の毛の汚れってシャンプーをつけなくてもお湯だけで洗い流す事が出来るんです。
髪の毛の汚れを全てぬるま湯だけで落とすのは無理でも、汚れの大半はぬるま湯をかけるだけで落ちるという事を知っておいて下さいね。
シャンプーの量は少なめに。1プッシュで十分です。
次にシャンプーの量ですが、ロングにしていなければ1プッシュで十分です。シャンプーの量を増やしてもそれほど効果に差はありません。
シャンプーをしっかり泡立てて、爪を立てないで指の腹で頭皮を指圧するように洗っていきましょう。頭皮をマッサージするような感覚で洗うといいですよ。
シャンプーの量をそれほど多くしないのには訳があります。それは量が多いと頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまうからです。
必要な皮脂を洗い流してしまうと体はそれに反応して、余分な皮脂を出そうとします。皮脂も必要があって頭皮にありますからあまり落としすぎないように注意が必要です。
もう一点注意点があります。それはあまりゴシゴシと擦らないという事です。あまり刺激を与えすぎると返ってフケが出る原因になります。
シャンプーの後のすすぎ
シャンプーした後のすすぎは、むしろシャンプーよりも大切な工程です。髪をよーくすすがないとフケが増えたり、痒みが出たり、抜け毛の原因になったりします。
フケの原因の一つに石油系のシャンプーを使ったあとに十分なすすぎを行わなかった為にフケになる場合があります。
石油系のシャンプーに限らず、シャンプー剤は髪の毛に付けたらキレイに洗い流すのが基本です。シャンプーした後のすすぎは洗うよりも時間をかけてもいいくらいです。
頭皮と髪の毛の両方ともにまんべんなく丁寧に指の腹を使ってすすいで下さいね。
トリートメントとコンディショナーの使い方
こちらもシャンプーの時と同じように、ロングヘアでなければ1プッシュでOKです。トリートメントやコンディショナーを付ける場合は、使用の際の注意事項を良く読んでから、行うようにしてください。
種類によっては、使い方の注意事項が違う場合があります。また、すすぎ等についてはシャンプーの時と同じ要領になります。
ドライヤーのかけ方について
最後にドライヤーのかけ方についてお伝えしていきますね。ドライヤーのかけ方も重要になります。あまり時間をかけ過ぎないで、短い時間で髪の毛を乾かすようにしましょう。
ドライヤーをかける際ですが、髪の毛の根元から毛先にかけてかけるようにします。生乾きは雑菌が繁殖してニオイの元になります。
髪の根元がしっかりと乾いていれば大丈夫です。毛先の乾きが気になる場合はドライヤーの冷風で乾かすようにします。
熱風で長時間乾かすと髪の毛が痛みます。熱風で乾かす場合は出来るだけ短時間で仕上げるように工夫しましょう。
まとめ
いかがですか?ミドル脂臭が気になる場合の頭の洗い方についてお伝えしてきました。ミドル脂臭の発生元は後頭部から首の後ろです。
ですから、頭皮を洗う際には、髪の生え際や頭頂部よりも後頭部に注意が必要です。再度確認しますが、ゴシゴシと洗うと返って頭皮から皮脂が出るようになります。
そうなると頭が皮脂でベトベトになります。手の指で優しく洗うというのを忘れないようにして下さいね。